福岡市を代表する都市公園「大濠公園」を走ってきました。その名が示す通り、元々は福岡城の外濠としての役割を果たしていました。
東京の皇居外周、大阪の大阪城公園、名古屋の名城公園北園に匹敵する福岡のランニングの中心地、それが大濠公園です。
福岡国際マラソン会場の平和台陸上競技場に近く、同大会Bグループのスタート地点でもあります。
大きな池の周囲をぐるり1周するジョギングコースが整備されており、上から見るとまるで巨大な陸上トラックのようにきれいなオーバルが特徴的。まさにランナーのための公園、とは言いすぎでしょうか。
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敷地面積は約40ヘクタール。庄内緑地公園が44ヘクタールなので、ほぼ同等の広さ。ジョギングコースも庄内緑地が2.3kmなのに対して、大濠公園も約2kmとこれまた同じぐらい。
異なるのはコースの幅で、大濠公園は14.5m（植栽帯2.5m含む）もあります。コースは池側から歩行者、ランナー、自転車と、利用用途によって細分化されています。
ジョギング用の園路のみゴムチップ舗装が施されており、よりランニングに特化した仕様となっています。
距離表示は100mごと。右・左、どちら周りでもOKのようですが、ほとんどのランナーはトラックと同じ左回りで走っていました。
そこかしこに現れる謎のキャラ。公園の公式キャラなのでしょうか。
起伏はほぼゼロのため、スピード練習やペース走など本番を見据えた練習にぴったり。もちろん、みずみずしい景観を眺めながらゆっくりジョギングするのもいいでしょう。
もう一つの特徴として、コース沿道に様々な施設が点在していること。能楽堂、美術館、武道館、日本庭園など、コースから直接アクセスできます。
スタバなどの飲食店も充実。
観光ランなら、大濠公園に隣接する「舞鶴公園」もあわさて走ることをおすすめします。天守閣は残っていませんが、立派な石垣は健在。
本丸跡からのぞむ福岡市街は絶景です。
大濠公園は博多駅から4kmほど。街ランを兼ねて、走ったあとは中洲で一杯もいいですね。
