日本各地で一時期流行した、コインロッカーやシャワーを完備したランナー向け施設。ブームが去るとその数は激減し、生き残っている施設は数えるほど。しかし最近、相次いで新たな施設がオープンし話題になっています。
まずは東京。17⽇(⽔)に開業予定の東急プラザ原宿「ハラカド」内の地下1階にオープンするのがランニングロッカー&ストレッチスペース「チカイチ」です。
アンダーアーマーを展開する株式会社ドームと小杉湯(小杉湯原宿)がコラボした施設で、ランニングロッカーとストレッチスペースを完備。
「UAリワードメンバー」になると月間4回まで利用無料となる他、アンダーアーマーのランニングコミュニティやイベントに参加できるそう。主なランニングコースとしては代々木公園が想定されます。
なお、小杉湯原宿のグランドオープンは5月13日。入浴料520円でランナー向けサービスも利用可能です。7:00〜23:00まで営業しているため、出張時の空き時間にさっと走って入浴できるのも魅力です。
もう1つの新たなランナー向け施設は奈良県。施設名は「ロートランステーション奈良」で、奈良市のロート奈良鴻ノ池パーク内に今月13日オープン。
本日、10時より
— 【公式】ロート奈良鴻ノ池パーク(奈良市鴻ノ池運動公園) (@konoike_sports) April 13, 2024
ロートフィールド奈良で
ランニングスティションの
セレモニーが開催されました。#奈良市#奈良県#ロート#奈良クラブ pic.twitter.com/e9mSulaLZD
ロートフィールド奈良の正面入り口付近に位置し、男女ロッカーとシャワーブースを完備。利用料金は400円(土日祝480円)です。
広大なロート奈良鴻ノ池パークにはいくつかランニングコースが設定されているほか、周囲の古墳群も合わせて走れば休日の歴史ファンランも楽しめそう。
東京原宿と異なり、クルマで来園する人が大半と思われる立地のため、果たしてランナー向け施設が成り立つのかいささか心配ではありますが、「奈良鴻ノ池パークを走ってみたい」と思わせる動機づけにはなるのではないでしょうか。
東京と奈良、まったく環境が異なる地にほぼ同時期にオープンしたランナー向け施設。いつか利用してみたいと思います。