災害級の暑さが続くなか、日本各地で熱中症により救急搬送される人が急増。ランニング時はとくに注意が必要です。
真夏のランニング中に体調が悪くなることは、程度の差こそあれ経験があるランナーは多いのではないでしょうか。「ちょっと体がだるい」ぐらいならまだしも、不幸にも意識を失ってしまったら厄介です。
仮に重篤な状態に陥り意思疎通が困難になった場合、もし身元などがわかるものを携行していなければ、家族への連絡が遅れるばかりか救命の確率も下がってしまいかねません。
最悪、無縁仏のまま葬られるなんてことも（写真はイメージです。生きてます）・・・
こうしたことを踏まえると、たとえ近所を少し走るだけでも免許証など身元がわかるものを携行すべきだと感じます。
お金やスマホを持って走る方は多いと思いますが、意外とふだんのランニング時に免許証や保険証などを携行する人は少ないのではないでしょうか。
「免許証は落としたら面倒だ」という方は、最低限のパーソナルデータや身内の連絡先などを記した紙を入れたIDカプセルをポケットに忍ばせておくだけでも安心です。
第三者に余計な個人情報を盗まれるリスクはあるものの、iPhoneのメディカルIDを設定する手も。
いずれにしても「近所を走るだけだから」「すぐ帰ってくるから」「自分は大丈夫だから」という油断は禁物です。
ランニング中の体調の急変や不慮の事故は誰にも起き得ることを常に意識して準備を怠らないよう気をつけたいものですね。
