夏のランニングに我慢はNG!仲間の異変に注意しながら走ろう。

3年ぶりに行動制限のない夏がやってきました!仲間とランニングし、走った後は風呂&ビール・・・最高です。ただ、夏ランに無理・我慢は禁物。自身はもちろん、仲間の異変にも留意すべき理由とは?

走っている最中、もしラン仲間の様子がおかしいことに気づいたらどうしますか?

グループで走る際は「全体のペースに合わせなければ」という意識が強く働きがち。これは誰もが経験のあることだと思います。

「ちょっと休みたいな」と感じても、他のメンバーに迷惑をかけたくないばかりについつい無理してしまうのです。

こいうしたことを踏まえ、グループのリーダーはつねにメンバーの様子に気を配らなければなりません。それは個人的な集まりでも同様です。

いくら気をつけていても体調を崩す人が出る可能性はじゅうぶんあり、緊急時は迅速かつ適切な対応が求められます。

日本スポーツ協会では、熱中症を疑う症状を呈している人を見かけた場合、以下の応急処置を行うよう推奨しています。

「応答がない」「言動がおかしい」「意識が朦朧」など、意識障害が認められる場合はすぐに救急車を要請。涼しい場所に運びんで身体冷却を行います。

意識が正常な場合も涼しい場所に移し、衣服をゆるめて寝かせましょう。スポーツドリンクなどで水分と塩分の補給を行ってください。

グループで走っていると「休みたい」とはなかなか言い出しにくいもの。しかし結果的に倒れてしまっては余計に迷惑をかけてしまいます。夏のランニングに無理・我慢は禁物です。