激痛!肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)の診療パターンあれこれ。

忘れたころにやってくる肩関節周囲炎、いわゆる五十肩・四十肩

現在まさに発症中で、2年ぶり3回目。ここ10年来、左・左ときて初めての右肩。厄介なことに利き腕です。

発症したことのある方ならわかると思いますが、とても痛いです。ただ、四六時中痛いわけではなく、腕を挙げたり、斜め後ろに伸ばしたりするとズキンと激痛が走ります。

日常生活でいえば服を着たり脱いだりするときがもっとも厄介。あくまでも角度が問題なので、物を持ったり運んだりするのは平気です。睡眠中に無意識の寝返りで肩をひねり、激痛で飛び起きることもしばしば。

クルマの運転は問題ありません。ただ、後払いのコインパーキングはNG。なぜなら料金を入れる際に腕を伸ばす角度がまさに激痛ピンポイントだからです。

このためわざわざ体をひねり、左手で料金を入れるようにしています。少し時間がかかるため、後ろのドライバーをイライラさせることに。なので、発症中は後払いの駐車場はなるべく避けます。

さて、肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)は基本的に治るまでひたすら待つしかありません。それも1年ぐらい続きます。重症の場合は手術の選択肢もあるようですが、幸いにも私はそこまでの状態になったことはありません。

初めての発症から足掛け10年ほど、これまで3〜4件の整形外科医にかかりましたが、治療方針はそれぞれ異なるもののレントゲン撮影はどの医師も必ず実施しました。

だいたいセリフも同じで、「骨に異常はありません。肩関節周囲炎、いわゆる五十肩(四十肩)ですね〜」というもの。

この後の診療・治療方針が医師によって異なります。実際に受診した医師の診療は以下のような内容でした。

●A整形外科(4回受診) ・レントゲン撮影 ・MRI撮影 ・リハビリ(3回で終了) ・痛み止め処方(ロキソニン)

●B整形外科(1回受診) ・レントゲン撮影 ・関節注射(ヒアルロン酸) ・痛み止め処方(ロキソニン)

●C整形外科(現在通院中) ・レントゲン撮影 ・エコー検査 ・リハビリ(通院1か月以上継続)

A整形外科ではMRIまで撮りました。注射を打ったのはB整形外科だけ。たしかに翌日はウソみたいに楽になりましたが、2〜3日したら痛みは元どおり。しかも患部に直接ぶっ刺しますのでけっこう痛いんですこれが。

そして現在受診しているのがC整形外科で、かれこれ1ヵ月ほどリハビリに通っています。リハビリといっても辛いものではなく、肩をやさしくほぐすマッサージのような感覚です。

ただ、いったいいつまで通えばいいのかと不安になります。まあ、止めたくなったら行かなければいいだけの話ですが。