ナゴヤエリアのマラソンシーズン開幕を告げる「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」。
コロナ禍もあけていよいよ通常開催か!と思いきや、2023年大会は開催しないとのこと。その理由とは?
昨年、2年間の延期期間を経て第15回記念大会を開催したかもしかハーフ。その際、コースおよび周辺の交通量の増加にともなうコース上での安全確保などさまざまな反省点とともに、課題が浮き彫りになったということで、本年度につきましては、安心安全、継続可能な大会を考察するため、大会の開催を見合わせ、コース検討等の再検討を図ることになったそうです。
ナゴヤエリアには同大会のファンも多いでしょうから残念ではありますが、かもしかハーフらしいといえばらしい決断かもしれません。
というのも同大会は、会を重ねるごとに妥協なき改善を繰り返し、つねにランナーファーストでよりよい大会づくりを進めてきたからです。
少しでも課題を残したままで開催するぐらいなら見合わせた方がいいという判断は、かもしかハーフにとって当然のことなのでしょう。まさに継続可能な大会を考察するため“前向きな中止”ですね。
来年の秋、よりパワーアップした「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」が帰ってくることを期待したいと思います。