筋肉ゆるゆるが走力アップのキーワード!

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ボキボキッ!と関節を鳴らすだけが整体じゃありません。「筋肉」および「靱帯」にアプローチする、ソフトで心地よい整体があるのをご存じでしょうか。こわばった筋肉をやさし~くゆるめ、ココロとカラダの緊張を取り去ってくれる「筋肉トリートメント」とはいかに!? ランニングのパフォーマンスアップにもつながると聞きつけ、さっそく体験しにいってきました。

お伺いしたのは、名古屋市名東区にある「自然整体院 エイド・ステーション」。院名からも想像がつくとおり、院長の増田さんは元トライアスリート。今でも毎朝(?)のランニングは欠かさず、マラソン大会にも積極的に参加しているそうです。

施術の前に増田院長の口からしきりに出た言葉が「ゆるめる」というキーワード。「筋肉をゆるめる」ってことは、マッサージのようなもの???痛みをともなう施術は一切無いということはわかったのですが、実際どんなものなのか今一つ理解できませんでした。

よくわからないまま、2階の施術ルームへ。ほのかにアロマオイルの香りがただよう、水音のBGMも心地よいお部屋です。

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こちらが増田院長。来シーズンからトライアスロンを再開したいものの、なぜか「バイクがない」とのこと。え!?

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それはさておき、いよいよ施術開始です。私が受けたのは「市民ランナー向け施術コース」。そうです。ランナーに特化したコースがあるんです!これはうれしい。故障や痛みを抱えている方はもちろん、フォーム改善やパフォーマンスアップをめざしたいランナーにもおすすめだそうです。

詳しい施術内容や理論はエイド・ステーションのホームページに載っていますのでぜひご覧ください。というか、中途半端な説明では誤解を招く恐れがありますので、あえて触れません。ここでは、私が体験したことをありのままレポしたいと思います。

まずは直立状態での検査のあと、ベッドにうつぶせに。院長がさまざまな部位を圧迫して、くすぐったさや痛みの度合いを確かめます。たとえば太腿をぐりぐりされたらくすぐったいですよね。しかしこの「くすぐったい」という感覚、じつは筋肉が凝り固まっているサインなんだとか。

その証拠に、施術(筋肉を伸ばした状態でしばらくキープする感じ)を終えた後、さっきと同じように太腿をぐりぐりされても、まったくくすぐったくないのです!これはじつに不思議な感覚でした。

院長いわく「筋肉の拘縮が緩和されたのでくすぐったくなくなった」ということですが、自分の体の変化があまりにもわかりやすすぎて唖然としました。

エイド・ステーションのホームページに『強張った筋肉を圧迫した時の、痛い、くすぐったい、痛くて 気持ちイイなどの感覚が、施術後は「ただ普通に押さえられているだけ」の感覚になります。それが、筋肉の強張りがゆるんで元の状態に戻った感覚です。』という記述があるのですが、まさにそのとおり!!・・・としかいいようがありません。

その後もたっぷり時間をかけて、ランナーにとって大切な筋肉を一つひとつ丹念にゆるめていただきました。施術中、激しい動きはまったくなく、むしろ心地よくて眠ってしまいそうでした。

たまたま私は故障を抱えていませんでしたが、どこかに痛みを持っている方ならより効果が実感できたのではないでしょうか。まさに「筋肉トリートメント」の言葉どおりの新感覚整体だと思います。

とくにランナーの方は、痛みがなくても「筋肉をゆるめてパフォーマンスアップを図る」という目的で受診するのもアリ。本当におすすめです。 最後に増田院長からランニングジャーナル読者限定で、ランナー向けの「セルフ整体」を教えていただきました。それが下のポーズ。これは「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」と呼ばれる筋肉をゆるめるのに効果があるそうです。

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詳細・予約は「エイド・ステーション」ホームページで