水道の発展とランニング文化は深〜い関係!?

今年(平成26年)は名古屋でアレが100周年!いったい何が100周年なのかご存じでしょうか。 suidou_9.JPG 今から100年前といえば大正3年第一次世界大戦が勃発し、宝塚歌劇団が第1回公演を行った年でもあります。 名古屋ではこの年、初めて水道が供給されました。そう、今年は名古屋の水道供給開始100周年の記念すべき年なのです。 「それはいいけど、ランニングとどう関係あるの?」という方、じつは水道整備とランニング文化は切っても切り離せない関係があります。 「すいどう道(◯◯◯緑道)」という言葉を聞いたことがあると思いますが、名古屋にも水道設備の上に多くの緑道が整備され、格好のランニングコースとして利用されています。 shounai0002.JPG たとえば「尾張広域緑道」。名古屋と犬山を結ぶ20数キロにおよぶコースで、ところどころ大きな道に分断されるものの、比較的安全にロング走ができるルートとしてここを走るランナーが少なくありません。 suidou_10.jpg メジャーどころではゴール地点が大江川緑地の「中井用水緑道」。ここについては名古屋RJやあいスポWeb版でご紹介していますので過去トピックをご覧ください。 他にも「天満緑道」「庄内用水緑道」「御用水跡街園」「すいどう道緑道(千種)」「すいどう道緑道(守山)」など、水道設備の上に作られた散策路(ランニングコース)が市内各所に整備されています。 いかがでしょうか。水道の発展が、少なからず当地のランニング文化に貢献していると思いませんか。 ちなみに、給水100周年となる今年9月1日、上下水道事業の歴史や役割などについて学べる施設「水の歴史資料館」がオープン。 suidou_7.JPG suidou_3.JPG suidou_6.JPG ちょうど天満緑道の南側の入口付近に位置しています。モデルコースとしては、覚王山駅を起点に日泰寺参道→日泰寺→水の歴史資料館→天満緑道→晴明神社ナゴヤドームなどをめぐるプチたびランはいかがでしょうか。