若気の至りで買った赤い革ジャンを自分で黒く染め直す<前編:きっかけ篇>

20年以上前、若気の至りで買った赤い革ジャン。当時はよく「マイケル?」と茶化されたものです。

それでもとくに抵抗なく着ていましたが、歳を取るにつれて徐々に着用する頻度が減っていき・・・。

オッサンになった今ではさすがに赤いライダースを着こなす自信も勇気もセンスもなく、かれこれ10年以上クロゼットに眠らせたままになっていました。今ではすっかり色あせていますが、購入した当時はもっと鮮明だった気がします。

最近、ネットで革製品の色を染め替えるサービスがあることを知り、「黒なら抵抗なく着られるのでは?」と思い立ち、複数の業者のサイトをチェックして値段を調べてみました。

その結果、業者によって多少の違いはあるものの、革ジャンの染め替えはおおむね3万円前後であることがわかりました。

3万円・・・微妙です。元が何十万円もする高価なものならそれぐらいの投資価値はあると思いますが、この赤い革ジャンの購入価格はたしか5万円前後。それに、ヴィンテージといえるほどのブランド価値もありません。

もったいないからやめようと諦めかけていたとき、世の中には革ジャンを自分で染め直している人がけっこう存在することを知りました。

どうせ10年以上眠らせていた革ジャンですし、仮に失敗したとしても失うものはありません。ということで、革ジャンの色替え(染め替え)にチャレンジ決定!

さっそく必要なものを調べたところ、染料は「SEIWA ローパスバチック」が定番らしいことがわかりました。500ml入りをAmazonで購入。

染料を固定させるための「レザーコート」もあわせて購入しました。

あとは染料を入れるパレット、塗るための刷毛を用意するだけ。実践編はまた後日・・・。