愛知県随一の桜の名所、五条川(岩倉)までお花見ランに行ってきました。ペース走も兼ねた「ハード系お花見」です。
目標距離は30km。ペースは5月のハーフマラソンを見据え、ちょっと速めのキロ5分に設定。最近はスピード練習をほとんどこなしていなかったので、最初のうちは暑さも影響して息が上がってしまいました。(信号待ちや立ち寄りがあるため、厳密にはペース走とはいえませんが)
自宅からストレートに岩倉五条川をめざすと距離が足りません。そこでまずは、県内でも指折りのお花見スポット、清洲城へ寄ることに。途中、護国神社に立ち寄って境内に咲き誇る桜を観賞。
私は極度の方向音痴なので、どこへ行くにも道に迷わなかったためしがありません。案の定、この日も曲がる道を間違えて清洲城まで6kmほど余分に走ってしまいました。まあ、トレーニングなのでいくら走ってもいいわけです。
庄内川沿いの歩道がない堤防道路に迷い込んだときは命の危険を感じましたが、なんとか1時間あまりで清洲城に到達。ドラマと桜のダブル効果でけっこうなにぎわいでした。
清洲城(ということになっている建物)は遠目に見るとオモチャみたいですが、近くで見ると意外によく作り込まれています。
あの浅井三姉妹が一時庇護を受けた城としても有名で、敷地内には「ドラマ館 江と三英傑 絆のやかた」なるものが建っていました。
清洲城のすぐ隣に連なる五条川沿いの桜並木。そう、すでに五条川なんですが、めざすのはあくまでも「岩倉の五条川」です。
清洲城から岩倉まではとくに何もなく、ただひたすら田んぼと住宅地を抜けるのみ。この頃になるとペース走ということをすっかり忘れ、ダラダラと歩を進めるだけになりました。 北名古屋と岩倉の市境で再び五条川に遭遇。ここからは川沿いを走っていくことに。
五条川のすごいところは、とにかく桜並木が長いということ。お花見スポットとして有名なエリアを外れても、絶えることなく桜が続いています。 走行距離が30kmを越えるころ、にわかに人が多くなってきました。
岩倉のお花見メインスポットが近づいてきた証拠です。屋台が見えてくるとにぎわいも最高潮。もうさすがに走ることはできません。
ここで走友と合流し、さらに5kmほど五条川沿いを走ることに。10分ぐらい歩いて人混みを抜け、人がまばらになってきたところを見計らってランニングを再開しました。
岩倉駅前に戻ってきた時点で35km。久々の30kmオーバーだったのでこれ以上ムリはせず、おとなしく電車で帰りました。今週末もギリギリ桜の花びらが残っているでしょうか・・・。
一年のうちで数回しか体験できないお花見ラン。だからこそ、こんなに楽しいのかもしれません。 冒頭で「ハード系お花見」とかいっておきながら普通のお花見ランレポになってしまいました。勘弁してください。