ついに「アレやったら失格」のレースが登場。

関東の人気大会のひとつ「湘南国際マラソン」。その大会実行委員長・河野太郎氏(父の河野洋平氏は日本陸連会長)が、次回大会に向けてある重大発表を行いました。それはまさに大英断ともいえる内容。良識あるランナーなら、諸手をあげて賛成するのではないでしょうか。 kono_hyoushi.jpg 本日昼、河野太郎氏が重大発表した内容(ツイッターでのツイート)は以下のとおり(画像はTwitterからのキャプチャ)。 konotweet.jpg つまり、「次回の湘南国際マラソンで立ちションしやがったヤツは失格&永久追放だコラ!!」という厳格なルールを設けると明言したのです。名古屋RJでもこれまで再三にわたり訴えてきましたが、レース中の立ちションは目に余るものがあります。 立ちションといえば私自身、嫌な思い出があります。それは2008年の東京マラソン。コース序盤の新宿ガード下に何やら靄(もや)がたちこめていると思ったら、なんと立ちション野郎によるオシッコの湯気でした。ちなみにその湯気(つまりオシッコ)、思い切り吸い込みました・・・。 とくにフルマラソンにおいて、残念ながら立ちションランナーを見かけなかったことはありません。最近はどの大会でも沿道のトイレの数を増やしているにも関わらずです。 「生理現象だから仕方がない」「トイレの数が少ない、場所が遠い」などと言っているランナーは今どきいないと思いますが、もしいたとして、その人は沿道で「ウ●コ」もしちゃうんでしょうか?恥ずかしくてできないはずです。 ウ●コはトイレまで我慢できるのに、オシッコだけできないはずはありません。それに、女性ランナーが野ションしているところを見たことありますか?要は「だらしがない」「非常識」、それだけのこと。 コース沿道での立ちションは、何よりも地元の方々にたいへん失礼。多大な苦痛を与え、傷付ける行為です。一生懸命、声を張らして応援してくださっている方々の前で立ちションするなんて、普通の人間の感覚を持っているなら絶対にできないはず。 この立ちション問題に対処すべく、プログラムなどに「注意」として記載する大会が増えてきました。しかし、今回の河野発言のように、「失格・追放」を明言した例は初めてではないでしょうか。この「立ちション厳罰化」が他大会にも波及することを切に望みます。 東京マラソンで小便ミストを思い切り浴びてしまった悪夢・・・。もう、あんな嫌な思いはしたくありません。道路封鎖という不便を強いられているにも関わらず、快く応援してくださる地元の方々を傷つけたくもありません。 そもそも「立ちションは犯罪」。本当は「失格」ですら生ぬるい。「逮捕」でいいんです。今後は河野太郎氏の発言が「口だけ」に終わらないよう、注視していきたいと思います。