効率的なランにつながる「骨で走るコツ」とは?

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e3 Running Clubのランニング・クリニックに参加してきました。今回のテーマは「骨(コツ)で走るコツ」。当日は14名の方が参加。ほんとうは定員20名の予約が埋まっていたらしいのですが、あいにくの大雪でキャンセルされた方もいらっしゃったようです。

当日の天気予報は晴れマーク。にもかかわらず、開始時刻の9時を過ぎても雪は降り止みませんでした。小雪の舞うなか、クリニック開始です。

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「骨で走る」とは、分かりやすくいえば「地面からの反発力を上手く利用して走る」こと。これができるようになると筋肉、そして肩・腰・膝への負担が減り、効率のよい走りができるようになるそうです。

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骨で走れるようになるには、まず「骨で立つ」ことをマスターしなければなりません。できるだけ筋肉を使わず骨で立った状態・・・これを専門用語で「解剖学的肢位」というそうです。初めて聞きました。 ※解剖学的肢位のまま走るというわけではありません。

骨で立つ感覚をつかんだら、「骨で歩く」→「骨で走る」と順にステップアップしていきます。ランニングでいきなり意識するとかえって硬くなり疲れてしまうので、普段の生活の中から意識していくことが大切なんだそうです。(詳細はe3 Running ClubのHPをご参照ください)

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と、講習が進むにつれて雪の降り方が激しくなってきました。参加者の皆さんにもどんどん雪が積もっていきます。みんな寄り集まっている様子は、雪山で救助を待つ登山者グループのようです。

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しばらくは雪と寒さに耐えていましたが、降り止むどころかエスカレートするばかり。ということでついにギブ。一時撤収です。ねこも建物の隅で丸くなっていました。

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フラワープラザの喫茶コーナーに許可をいただき、コーヒーを飲みながら講習の続きが行われました。思わぬ“プチ親睦会”みたいになってしまいましたが、こんなハプニングもまた楽しいものです。

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しばらくすると雪の勢いも収まってきたので再び外へ。実践編として、実際にウォーキングやランニングをしながらコーチが一人ひとりのフォームをチェック。おもに「骨で走れているか」「手首の角度は適切か」という点を中心にアドバイスしていました。

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講習会は10時30分に終了。引き続き11時よりFUN! RUN! NAGOYA 共催「走ろう会」が行われました。しかし、雪はふたたび激しさを増し、あたりはまるで豪雪地帯。走っている物好きランナーは私たちとウィズランアップさんぐらいでした・・・この雪上訓練の様子は、明日お届けします。