走る前にかならず決めていること。

ふだんトレーニングとしてランニングに出かけるとき、かならず決めていることがあります。逆にこれを決めずに走ったことは一度もありません。 kimetehashiru.jpg いったい何を決めているかというと、「きょうはこれだけ走るぞ」という「目標(距離または時間など)」です。「10km走る」「120分走る」「公園を10周する」「あそこまで行って帰ってくる」など、必ずなんらかの目標(ゴール)を決めてから走り出すのです。 これ、市民ランナーなら当たり前のことだと思っていたのですが、どうやら違うようです。目標を定めず(コースのことではない)フラっと走りに行く人がけっこういるということがわかりました。 「疲れたら戻る」「いやになったら終わる」では、気持ちがネガティブな方向に向いたままランニングを終えることになりよろしくない、と私は思います。そのかわり、スタート前に決めた目標は、途中でどれだけツラくても完遂します。なぜ目標を定めるかというと、「達成感」をカラダに刻みこむため。 ただやみくもに走りに出かけて適当に帰ってくるというスタイルでは、「爽快感」は味わえても「達成感」は得られません。せっかく走るのに「達成感」をゲットできないのは、じつにもったいないと思います。 途中で「ま、いいか」と妥協することなく、定めた目標まで走り続けること。その積み重ねがレースでの粘りに活かされると信じています。いままでやみくもに走りに出かけていた方は、今日から距離や時間などの目標を定めて走る習慣をつけてみてはいかがでしょうか。