名古屋市内では貴重な海沿いランスポット「藤前干潟」に新コース誕生。

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名古屋市港区の「藤前干潟」は、日本有数の渡り鳥の渡来地。2002年にラムサール条約(水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されました。来年、登録20周年を記念して一帯にウォーキングコースなどが整備されます。

藤前干潟にはすでに、名古屋市内では貴重なシーサイドを走れるプロムナードが整備されています。

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周辺(稲永公園)には湿地の大切さが学べる「稲永ビジターセンター」、干潟でくつろぐ渡り鳥たちを望遠鏡で観察できる「名古屋市野鳥観察館」などの施設も。ちょっとしたリゾート地のような雰囲気、とは言いすぎでしょうか。

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来年の再整備では、すでに存在するプロムナードを活かした約1.2kmほどの「周遊ウォーキングコース」ができる予定。 このウォーキングコース整備は全体の事業のなかの一つに過ぎません。来年11月18日のラムサール条約登録日を中心に、港区全域で20周年記念イベントが開催されます。

藤前干潟は素晴らしい場所にもかかわらず、同区内の人たちでさえ「藤前干潟に行ったことがない」と答えた人が52%にものぼるのだとか。 ランニングジャーナルでは10年以上前から藤前干潟のランニングコースとしてのポテンシャルを感じていました。藤前干潟を起点にガーデンふ頭をめざして走ったり、ベイエリアならではのコースを設定できるのも魅力です。

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今回のラムサール条約20周年の再整備をきっかけに、ナゴヤエリアのランナーにシーサイドランの爽快さを知っていただければと思います。

ラムサール条約登録湿地藤前干潟プロムナード事業名古屋市

藤前干潟 公式Webサイト