季節外れの暖かさが続いていますが、冬は確実に訪れます。そこで本格的な寒さの到来に備え、冬のランニングをより安全・快適にするヒントをポイント編・服装編に分けてご紹介。本日はvol.1 ポイント編です。
メディカルアドバイザーのDaniel Bubnis氏によると、ランニングを含む冬の屋外での運動は、ビタミンDの摂取量を増やすころができるなど、さまざまな点で身体にメリットをもたらすといいます。ただし寒い日のランニングを安全に行うためには、いくつか注意する必要があります。
■天気予報をチェック
実際にどれくらい寒いのか、雨や雪が降る可能性があるのかなど、ランニングコースの安全性に影響を及ぼす可能性があるため、事前に天気予報をチェックしておきましょう。これは以下のウェアリングの話にもつながります。
■適切な服装
容易に着脱できる「重ね着」をおすすめします。体が温まって汗をかき始めたら、そのうちの1枚(またはそれ以上)を少しずつ脱いでいくことができます。寒くなったら着る。これを適切に行うことで冷えを防ぐことができます。 ※服装の詳細については次回アップする「服装編」にて紹介します。
■水分補給を忘れずに
暑い夏は頻繁に水分を摂らなければならないことは常識ですが、冬も体は水分を必要としています。事前に水分を補給しておき、途中で飲む水を持っていくようにしましょう。喉が渇かないからといって油断は禁物です。
■反射するものを身につける
冬の曇天時は、クルマからランナーを見ることが難しくなる可能性があります。たとえ昼間でもランニングジャケットなどに反射テープを貼っておくことをおすすめします。
■ウォーミングアップとクールダウン
とくにウォーミングアップは念入りに行い、走り始めからスピードを上げないよう心がけましょう。
■体に異変を感じたら即ストップ
気温が低いほど血圧は高めになる傾向があります。とくに高血圧あるいは血圧が高めだと自認している方は、ランニング中に胸が痛くなったりふらついたり体に異変を感じた場合は、すみやかに走るのを中止しましょう。 次回は<vol.2 服装編>をお届けします。
via:Running in Winter: Benefits and Protection Strategies(healthline)