市民スポーツを取り巻く環境が大きく、より良く変わる!arbeeeプロジェクト始動。
ランニングポータルRUNNETや月刊ランナーズ、そして各地で開催されるランニグ大会の運営でも市民ランナーには馴染み深いアールビーズ。その事業発表会「スポーツカンファレンス2019」に参加してきました。
毎年、事業発表会の前に行われるトークショー。今年は司会が増田明美さん、ゲストは瀬古利彦さん、川内優輝選手、そしてレジェンド・君原健二さんです。
冒頭から、東京オリンピックのマラソンが札幌に移転した話題に。瀬古さんはたくさん言いたいことがありそうな雰囲気でしたが、「新聞記者も(会場に)いるから抑える」と言いつつ、「寝耳に水」「マラソン強化トップがニュースで知るってありえないでしょ」と、次第にヒートアップ。
それでも最後は「みなさん、札幌に応援にきてください!」とポジティブに締めていました。
オリンピックマラソン代表の残り一枠を争うMGCファイナル。その第1戦「福岡国際マラソン」に出場予定の川内選手は、増田さんから「狙わないの?」と振られると、「福岡は毎年出ていますから、たまたまMGCファイナルが乗っかってきただけ」と、川内選手らしく律儀に答える姿が印象的でした。
前回の東京オリンピック(1964年)を含む3大会連速で五輪に出場し、メキシコシティ大会では銀メダルを獲得した君原健二さん。今でも各地の市民マラソンでゲストランナーとして走る姿を見かけます。
現役の頃から無類のお酒好きだそうで、ゴール直後に缶ビールを5〜6本飲んだこともあるといいます。「お酒は大好きだけどゴール直後は飲めないな〜」と、さすがの瀬古さんも脱帽のようでした。
ちなみに瀬古さん、川内選手、君原さんといえば、3人ともにボストンマラソン優勝という共通項があります。歴代のレジェンドが揃った豪華なトークショーでした。
トークショーのあとは場所を移して事業発表会へ。今年のメインテーマは「日本全国Doスポーツ宣言」。ランニングにとどまらないアールビーズのスポーツサポートカンパニーとしての方針が発表されました。
これらのプロジェクトは「arbeeeプロジェクト」と名付けられ、自治体と取り組む「スポーツタウン」構想、優れたスポーツイベントをサポートする「1億円提供イベント募集」などがその目玉となります。
すでに動き始めているプロジェクトもあり、各界のキーマンも参加するなど、今後は市民スポーツを取り巻く環境を大きく、より良く変えるインパクトを持ったプロジェクトだと感じました。
■arbeeeプロジェクトの詳細はこちら。