東北のウルトラマラソンが相次いで中止の危機に。
マラソン大会が中止になるのは珍しいことではありませんが、東北で開催予定だった100kmウルトラマラソンが相次いで中止に追い込まれています。
〈5/27追記〉北緯400度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンはエントリー受付を再開しました。
6月10日開催予定だった「第14回 いわて銀河100kmチャレンジマラソン」が、コース上の土砂崩れによる中止を発表したのは4月末のこと。
大会当日までの復旧が困難で、代替コースの設定も間に合わないことから、早期の中止発表を決断しました。
大会事務局はエントリー料の一部返還と、今後の課題としてセカンドコースの設定など、関係機関との調整に万全を尽くすとの見解を示しました。
いわて銀河には2011年大会に参加しましたが、ホスピタリティあふれるすばらしい大会でした。大会中止発表には賛否両論あるようで、なんとも複雑な心境です。
そして本日飛び込んできたのが、同じく東北・秋田で9月23日に開催予定の「北緯400度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン」が中止の危機に直面しているというニュース。
大会ホームページによると、『大会のコース約59.5キロ付近、阿仁トンネル横の側道で道路の崩落が確認』されたとのこと。
※大会ホームページより
写真を見ると、道がすっぽり抜け落ちてかなり恐ろしい状況になっていることがわかります。仮に修復できたとしても、他の部分の安全確認に時間がかかりそうです。
大会事務局は道路崩落発覚後、ただちにエントリーを一時中断。参加者の(金銭的な)“二次被害”拡大をとりあえず防ぎました。
大会開催可否はいまのところわからないということですが、中止の可能性が少しでも出てきた段階で即座に参加募集を停止したのはすばらしい対応だと感じました。