ナイトランニングに潜む「恐怖の瞬間」あれこれ。
日中はすっかり暖かくなり、陽が落ちてもそれほど寒さは感じなくなりました。暖かくなるにつれて増えるのがいわゆる“変な人”です。とくに単独でランニングする女性は変な人から被害を受けないよう注意が必要。そんななかアメリカ・アリゾナ州の女性が、ジョギング中に執拗にからんでくる男の映像を公開して話題を集めています。
映像を公開したのはMcKenzie Smalleyさん。彼女はジョギング中、黒っぽいSUVに乗った男から約5分間にわたり併走され、嫌がらせを受け続けました。
怖くなった彼女が「警察を呼ぶ」と告げると男は走り去り、幸いにも大事には至りませんでした。
この映像を見たセキュリティ専門家Kathleen Baty氏は、女性が安全にランニングできるよう守るべきルールを3つあげています。
<ルール1> できる限り単独走は避ける
つねに友人など仲間と走ることが最大の安全策だといいます。“変な人”は「単独の女性」を探し、狙っていると思ってください。2人以上で走る、たったそれだけであなたの安全は飛躍的にアップします。
<ルール2> 人通りが多い時間帯に走る
朝、仕事が始まるまでの時間帯が比較的安全性が高いといいます。明るさと人の目が“変な人”の行動を抑制することに加え、“変な人”自身も仕事に出かけなければならないケースが多いためです。
<ルール3> ヘッドホンで音楽を聴きながら走らない
耳をふさいでいては、背後から“変な人”が迫っていても気づくのが遅れます。どうしても音楽を聴きながら走りたければ、周りのすべての音を聞くことができるほど音量を下げましょう。
いかがでしたでしょうか。上記3つのポイントは女性だけではなく男性にも当てはまる基本的なことばかりですが、これすらも難しい方が多いのでは?要は「変な人はつねに近くにいる」という防衛意識を持ちながら走ることがもっとも重要です。
■引用元および映像はこちら(How to Stay Safe While Jogging)