急激な感染拡大で、あれよあれよという間に過去最高の感染者数を記録しようとしています。予想どおり春先までのマラソン大会の中止ドミノが止まらず、「走るモチベーション激下がり」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本日は、世界の市民ランナーがランニングに対するモチベーションをどのように維持・向上しているのかご紹介します。 アスリートのためのソーシャルネットワーク「Strava」が実施した調査により、市民ランナーのモチベーションの持ち方に対する傾向が明らかとなりました。
■仲間と走る
友人などと一緒に運動することで、1人で行うより22%活動的になることがわかりました。ふだんは一匹狼という方も、たまには仲間と走るのもいい気分転換になるものです。
■クラブに入る
単に友人と走るだけではなく、クラブやチームに所属することでモチベーションが46%向上。有料クラブなら、元を取るためさらにやる気が出そう?
■目標を定める
「サブフォーを達成する」「月間200km走る」など何らかの目標を定め、かつ第三者に宣言することはモチベーションアップにつながります。Stravaの調査では、目標を定めることによって92%の人がやる気を維持できたそうです。
■朝に走る
朝ラン派はそうでない人に比べて43%モチベーションが向上し、運動習慣を続けられることができるそうです。早朝に運動することについて高血圧の方は注意を払わなければならないものの、ことモチベーションの維持・向上という観点ではメリットが多そうです。
■自転車通勤または通勤ラン
ふだんから自転車通勤や通勤ランしている人は、そうでない人に比べて週末のやる気が43%アップするそうです。 いかがでしたでしょうか。まだまだ長丁場になりそうな感染症との戦い。マラソン大会だけがランニングの目標ではありません。自分なりに走る楽しさや意義を考えてみるのもいいかもしれませんね。