秋まで待てない!ささしまライブ24をランナー目線で辛口チェック。
2005年に一部の商業施設がオープンして以来、12年にわたり開発が進んできた「ささしまライブ24」。この秋、メイン施設であるグローバルゲートのオープンにより、ようやく“まちびらき”を迎えます。
名古屋駅のすぐ隣にもかかわらず、アクセスのしにくさから長年“陸の孤島”として放置され続けてきた旧国鉄笹島貨物駅跡地(現ささしまライブ24)。
2005年にシネコンを含む商業施設がオープンしたのを皮切りに、結婚式場、大学、ホテル、国際協力機関、テレビ局と、徐々に未来都市としての様相を整えてきました。
そしてこの秋(10月)、ランドマークともいえる「グローバルゲート」の開業をもって“まちびらき”を迎えます。・・・ということで、行ってきました!もちろんランニングに適した街かどうかチェックするために。
ささしまライブ24に一歩足を踏み入れると、まさに「新しい街」という雰囲気が漂っていて気分がアガリます。
まずチェックしたのが道幅。歩道がかなり広めの作りで、よほどの混雑ではない限り軽快に走れそうな印象。
次いで周回コースが取れるかどうか。これについてはちょっと厳しいかもしれません。もともとエリア自体の面積がそれほど広くないということもありますが、コースを設定しにくい区割りになっています。
中川運河側の公園に期待していたものの、ランニングを楽しめるほど広くはありませんでした。今後、中川運河沿いに遊歩道が整備されれば、かなり良質なランニングコースに化ける可能性は感じます。
結論。ささしまライブ24は、街ランの立ち寄りポイントとしては楽しいですが、エリア自体をランニングスポットに認定するには無理がある印象です。
というか、元々ランニングを意識して街を整備しているわけではないので、ささしまライブからすれば「大きなお世話だ!」という感じでしょうか。勝手にランナー目線で見ているだけなのでお許しください。
ともあれ既存の名古屋の都心(栄や名駅エリア)とは異なる「新しい街」の雰囲気は感じられますので、ちょっぴりですが新感覚のシティランを楽しめる、といえなくもないでしょう。