ウルトラマラソンで日焼け対策を怠ったランナーの悲惨な末路(画像あり)。
陽射しが強くなる季節、日焼け対策はランナーにとって最重要課題。それはけっして美容面だけの問題ではありません。過度な日焼けはときに恐ろしい皮膚損傷を招くことになります。
とくにウルトラマラソンなど長時間太陽光にさらされた場合、人によっては入院治療を余儀なくされるほど皮膚にダメージを負う可能性があります。
二児の母でもあるジュリー・ニズベットさん(34歳)は、日焼けの恐ろしさを身をもって体験したランナーのひとり。
ジュリーさんが出場したのは、ローマ帝国時代の城壁「ハドリアヌスの長城」(イギリス北部)に沿って69マイル(約111km)走るウルトラマラソン。
ジュリーさんは21時間かけてこの過酷なレースを完走しました。しかし、フィニッシュの歓喜はやがて地獄の痛みに豹変。彼女の両脚の日焼けはみるみるうちに悪化し、ついに膿を含む大きな水疱が複数箇所発生するに至りました。
その写真がこちら。イタタタタァァァッ!!(モザイク無し写真はリンク先でご覧ください:閲覧注意)。
レース後1週間経過した今でもジュリーさんは治療中で、痛みに苦しんでいるとのこと・・・。ちなみに彼女はスタート前に日焼け止めクリームを塗っていたものの、それ以降フィニッシュするまで塗り直すことはなかったそうです。
日本では、真夏でもまるでアラブ女性のように顔まで覆っている女性ランナーを頻繁に見かけますが、男性は日焼けに無頓着な方が多いのではないでしょうか。
私もその一人でしたが、日焼け対策を怠ったがために招いた悲劇を目の当たりにした今、考えを改めました。この夏はしっかり日焼け対策を施したうえでランニングを楽しみたいと思います。
●ジュリー・ニズベットさんのTwitterアカウント(@julienisbet)では、レースの様子やその後の治療経過が投稿されています。気になる方はどうぞ。