
グアムマラソン実走レポート、2回目の本日は<レース>篇をお届けします。vol.1でも触れましたが、グアムマラソンの朝はとても早く、フルは午前3時、ハーフは4時にスタートします。
これはもちろん暑さ対策にほかなりません。しかし空気はサラっとしてるため、むしろ真夏の名古屋よりも過ごしやすいほど。ただ、今の時期は体が冬仕様から抜け切れていないため、いったいどれぐらいのパフォーマンスが出せるか不安でした。
スタート/フィニッシュ会場のイパオビーチパークは幸いにもホテルから歩いていける場所だったため、預け荷物無しでそのままスターティングエリアに並びました。

光と音楽の演出が素晴らしいスタート会場。海外マラソンの雰囲気たっぷり。
真夜中のチャモロダンスも幻想的でした。

私が出場したのはハーフの部。全種目合わせても4000人ほどなので、選手がひしめき合うこともなく、スタート直後の渋滞も最小限で終始ストレスなく走れました。
スタートしてすぐに激坂の洗礼が選手たちに襲いかかります。グアムを訪れた方ならわかると思いますが、通称ホテルロードからJFK高校横を通ってKマートへ至るあの坂です。 本気で吐きそうになりつつ、なんとか登りきったらあとはひたすら直線が続きます。
とはいえそこは海外マラソン。日本とは目に入ってくる景色が違うので飽きることがありませんでした。 コースは正直キツいです。思いのほかアップダウンがあり、基本的には半分上って半分下るパターン。これに暑さが加わるため、暑熱順化が済んでいない日本人は最初からファンランにしておいたほうが無難かもしれません。
5km地点辺りからビーチサイドを走ります。薄闇のなか、月明かりにきらめく海もまたいいものでした。 真夜中にもかかわらず、沿道から多くの方が声援を送ってくれました。声援の中でいちばん多かったのは「good job!」だったような気がします。
ボランティアのみなさんもおそらく前日から寝ていないのではないでしょうか。ほんとうに頭が下がります。
途中、応援が途切れ、街灯もない場所がありました。暗闇と静寂のなか、選手の息遣いとタッタッタという音があたりにこだまするだけの状況は、とても幻想的な体験でした。 中間点を折り返してからは基本的に下り基調。
いくぶんラクにはなったものの、体力の消耗は予想以上でなかなか脚が前に出ません。すると、突然目の前に現れた大会アンバサダーの高橋尚子さん。慌てて撮影したため痛恨のピンボケ・・・。Qちゃんに力をもらい、新たな気持ちで終盤戦へ。
残り1kmあたりから急な下りになるため、ここぞとばかりにペースアップ。そしてふたたび会場のイパオビーチパークへ。タイム表示付きのフィニッシュゲートは海外マラソンっぽくてテンションあがります。タイムは・・・まあ、聞かないでください。
フィニッシュ後はメダル、タオル、ビーチマット、飲食物などを受け取り、バーベキュー・ビーチ・パーティエリアへ。そのまま海に飛び込めるのも、グアムマラソンの魅力です。

ひとレース終え、無料で振る舞われる食べ物や飲み物を楽しんでいると、感覚的にはお昼前後のように思えました。しかし時計を見るとまだ朝の6時台。このようにレース当日、丸一日使えることはかなりトクした気分になります。

手厚いランナーサービスとあたたかなホスピタリティが息づくグアムマラソン。3時間半で気軽にアクセスでき時差も1時間ということで、海外マラソンデビューにはおすすめの大会です。
