第5回「飛騨高山ウルトラマラソン」を観戦&応援ランしてきました。名古屋から特急または高速バスで2時間あまり。日本有数の観光地のひとつ、岐阜県高山市で開催される大会です。
東海地方で開催される貴重なウルトラマラソンとして誕生した高山ウルトラも早5年目。地元の方々の熱意とリピーターに支えられ、今年は過去最多となる2797人(主催者発表)のランナーが初夏の高山路を駆け抜けました。
高山入りしたのはレース当日の朝10時頃。すでにスタートから5時間経過していました。まずはコースを逆走するように応援しつつ山間部に移動。持参したコーラやフルーツを選手に振る舞いながら、1時間ほどランナーを応援しました。
すでに数十キロ起伏の激しいコースを走り続けている選手たちは、みなさん疲労がにじみ出ていて足取りも重そう。
しかしその表情はまだまだ笑顔。辛さと暑さを喜びに変えるとは、さすが全国から集ったドMランナーたちです。
次に向かったのは第3関門の丹生川支所。およそ57km地点。ここには大エイドが用意されているほか、あらかじめ着替えなどの荷物を預けておくことができます。
このため、辿り着いた選手はまるでゴールしたかのようにホッとした表情を見せていました。
その後、フィニッシュ地点の飛騨高山ビッグアリーナに移動。飛騨牛フランクをかじりながら次々とゴールする選手たちを見届けました。
71kmおよび100kmの長丁場を走り抜いてのフィニッシュだけに、みなさんは例外なく笑顔。まさに「歓喜」という言葉がぴったりのシーンの連続でした。
今回の完走率は71.2%(100kmの部。71kmの部は86.9%)と、良くもなく悪くもなくといったところ。日中の最高気温は27℃と高温だったものの、太陽が雲に隠れる局面が多かったのは選手にとって幸いでした。
仮に晴天だったら完走率は70%を切っていたでしょう。 今回はコースをゆっくり回れなかったため写真のバリエーションが少なめですが、実際には古い町並みや奥深い自然の中を走る観光&絶景コースであることを付け加えておきます。
さて、同じ岐阜県で9月には「白山白川郷ウルトラマラソン」が開催されます。我こそはと思う方、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。