<レポ>初秋の旅ラン in 多治見。

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国宝あり、廃線跡あり、旧い街並みあり、うながっぱありと、じつに見どころ多彩な街、岐阜県多治見市。昨年6月につづき、ふたたびこのまちを旅ランしてきました。 

当日の参加者は16名。美濃焼祭りの主要会場としてにぎわう多治見駅を朝10時前にスタートしました。 最初の目的地は「虎渓山(こけいざん)」。一帯に広がるのは鎌倉時代に開創された名刹「永保寺」とその関連施設で、「観音堂」と「開山堂」は国宝に、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。

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私たちが訪れたとき、ちょうど本堂では仏前結婚式が執り行われていました。閑雅な雰囲気におよそ似つかわしくない派手なランニングウェアに身を包んだ私たち。おじゃまにならないよう、美しい庭園の中をしばし散策させていただきました。※境内ではランニング、飲食、大声での会話、入山届けなしの集団拝観はできません。

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次のみちくさポイントは、虎渓山を下りきった場所に位置する「神言会 多治見修道院」。昭和5年開院、木造3階建てのバロック建築で、現在はおもに神学生の修練場となっています。敷地内の畑でブドウが栽培されており、自家製ワインは「修道院ワイン」として有名。

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修道院の裏手に佇んでいるのが「ルルドの洞窟のマリア像」。カトリック教会が厳正な調査を行い、1862年にこの地に聖堂を建て、参詣を許可したといいます。

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厳かな雰囲気がただよう多治見修道院を後に、土岐川河川敷経由で「陶彩の径」へ。じつはこの遊歩道、36年前まで「東濃鉄道笠原線」が通っていました。

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「旧多治見駅」から終点「笠原駅」までの4.9km(営業キロ)が、そのまま歩行者・自転車専用道として整備されています。ここは1本道なので、それぞれのペースで走りました。

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まちの中心部にほど近い「本町オリベストリート」は、旧い商家や蔵を利用したお店などが立ち並ぶエリア。思わず立ち寄りたくなるショップや飲食店が軒を連ねています。

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多治見駅にゴールした後はスーパー銭湯「天の湯」で汗を流し、FUNRUN758公式打ち上げ会場「広島お好みの店 きんさい家」へ。結局、走っているより飲んでいるほうが長いいつものパターンとなりました。

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