ナイトランは女性より男性ランナーのほうが危険!?

ランナーの犯罪者なのか、ランナーを装った犯罪者なのか・・・。今月2日、全国の男性ランナーの肩身を狭くする事件が発生。女性ランナーが夜間に単独で走るのは防犯上おすすめできませんが、男性もまた違う意味でリスクがあることをあらためて思い知らされました。 nightrun001.jpg 報道によると、熊本市北区兎谷で2日午後9時ごろ『帰宅中の女性の前方から、男がランニングしながら接近。男はすれ違いざまに女性の体に触り、走って逃げた』とのこと(西日本新聞)。 犯人は『半袖のTシャツ、紺色のハーフパンツ、ランニングシューズというランナーの格好をしていた』そうで、被害に遭われた女性はもちろん、我々男性ランナーにとっても非常に迷惑な話です。 たとえば泥棒がスーツを着てセールスマンのフリをするのと同じく、ランナーを装うわいせつ犯もまた少なくありません。 中には、善良な男性ランナーがわいせつ事件の犯人と誤認され、警察に拘束されたりする恐ろしい事件も。このときは走る男性を警察官が「逃げている」と勘違いして拘束に至ったそうです(その後、無関係とわかり警察が男性に謝罪)。 このようにランナーを装った犯罪者(ランナーが犯罪者の場合も?)のニュースが報道されるたび、まじめに走っている男性ランナーまで疑いの目がかけられやしないかと思うと腹立たしい限りです。 では、トラブルに巻き込まれないため、我々男性ランナーはどう気をつければいいのでしょうか。よくあるのが、ナイトラン中、前方に女性が1人で歩いているケース。 通行人が自分と女性以外に見当たらないない場合、傍目には「息をハアハアさせながら走る男が、女性の背後から近づいている」ように見えます。これ、女性もかなり恐怖を感じるでしょう。 このような場合、私はまず自分の存在を咳払いで伝え、反対車線の歩道または端に移動して女性を抜かします。 「なぜそこまでやらなきゃいけないの!」と納得いかない気持ちはわかりますが、「自己防衛」と割り切りましょう。女性に恐怖を与えないためのマナーでもあります。 nightrun002.jpg 次は、前方に自転車の女性が走っていて、妙にペースが合ってしまうケース。「後をつけているわけじゃないから仕方がない」と自分では思っていても、相手はどう感じているかわかりません。 このような場合も、やりきれない思いはありますが、ペースを上げて抜かすか、反対車線に移動または進路を変えます。 「ただ走っているだけなんだから、そこまで気を使う必要などない!」と、釈然としない方も多いでしょう。しかし、一歩間違えばトラブルに巻き込まれてわいせつ犯として逮捕・・・なんてことが現実に起こりかけているのです。 残念ながら、ナイトランする男性ランナーは誤解を受けやすい存在であることは間違いありません。なんとも世知辛い世の中ですが、現実なので受け入れるしかありません。