名古屋から快速(JR)で20分あまり。木曽三川に育まれた歴史と水郷のまち、桑名市を旅ランしてきました。
今回のコースは、FUNRUN758の旅ラン企画では最短距離となるおよそ9.3キロ。このため、わざわざ桑名まで足を運んでもらえるか心配しましたが、10時15分の集合時間が近づくにつれランナーが増えていき、最終的に約50名の方々にお集まりいただきました。
そのうち、9kmじゃ満足できない約20名のガチランナーが「プレ旅ラン」として、名古屋(金山)や日進から集合場所の桑名駅まで走ってきました。 当日はCBCの報道情報番組『イッポウ』の取材が入り、番組でフィールドキャスターをつとめる小川健太アナもランニングウェアで参戦。
おのおのストレッチなどを済ませ、定刻どおり10時30分に桑名駅をスタート。約50名の大集団なので、前方・中央・後方にスタッフを配置し、安全面に細心の注意を払いつつキロ7〜8分のゆっくりペースで走りました。
15分ほどで揖斐・長良川に到達。当日は天候に恵まれたものの、名古屋方面の空にモヤがかかっている状況。名古屋駅前の高層ビル群をはっきりとのぞむことはできませんでした。
それでも、広大な木曽三川のスケールに、初めて訪れる方は「これって海じゃないよね」と驚きのご様子。しきりに目の前の風景をカメラにおさめる姿が印象的でした。
ほどなくして桑名城跡、「九華公園」に到達。水城だった面影を随所に残すみずみずしい園内で20分の休憩を設けました。
公園北側にある柿安の売店には、おはぎ、いちご大福、コロッケ、焼き立てパンなどの食べ物が充実。みなさん、好きなものを買っておやつタイムを満喫していました。
その後、「蟠龍櫓」や「七里の渡跡」を横目に揖斐・長良川沿いの遊歩道をラン。ときおり吹くすがすがしい風に初夏を感じながら楽しく走りました。
木曽三川に架かる伊勢大橋(国道1号)の歩道部分は、50人が一斉に走ると揺れが激しくなるため歩いて渡ることに。
途中から中堤に下り、中洲に設けられた公園を走りました。そして長良川河口堰の管理道路へ。昼間はつねに一般開放されているのですが、「ここって走れるんだ!」という声もチラホラ。
長良川河口堰の歴史や役割が学べる「アクアプラザながら」にも立ち寄りました。 ゴールはチューリップまつりでにぎわう「なばなの里」。入り口の前で解散とし、希望者のみ入園。
結局、CBC「イッポウ」のフィールドキャスター、小川アナは最初から最後まで完走。解散後、記念撮影を求める参加者の列ができていました。 なばなの里ではまず温泉で汗を流し、今回のイベントのメインであるビール園へ。園内の花には目もくれず、ひたすら飲み続けていました。
いつものように、走るより飲んでいるほうが長いイベントとなりましたが、参加された皆さんは楽しんでいただけたでしょうか。