応援か景観か!「高速道路」コースは賛否両論?

新たに開催される都市型マラソンの大本命、「横浜マラソン2015」。定員は約2万5千人と、東京・大阪に次ぐ大規模大会になりそう。みなとみらい(パシフィコ横浜)を発着点に、「これぞ横浜!」という景観満喫コースが計画されています。しかし昨日、コースについて少し気になる報道がありました。 minatomirai.jpg 神奈川新聞社によると、横浜市は『横浜三塔(県庁、横浜税関、開港記念会館)や横浜スタジアム山下公園など市中心部の観光名所を巡るコースを計画している。』とのこと。 これはいいんですが、気になったのは『高速道路を走るコースを検討している』という部分。 横浜市の林市長いわく『首都高速道路湾岸線を使用し、横浜港を通る貨物船や横浜ベイブリッジを眺めながら走る』コースを考えているそうです。 言葉だけ聞くと、第一印象としてはロマンあふれるコースに感じますが、実際のところいかがなものでしょうか。過去にも高速道路を使った大会はありましたが、総じて評判はよろしくなかったと記憶しています。 その最大の理由は、「沿道応援がない(少ない)」こと。しかも単調な景色が続き、「意外とつまらなかった」という声もちらほら。 その点、横浜マラソンは『横浜港を通る貨物船や横浜ベイブリッジを眺めながら』走れるということなので状況が違うのかもしれません。 もちろん高速道路区間の距離にもよると思います。あまりにも高速道路区間を長く取りすぎる、つまり沿道応援がない区間が続くと、「沿道応援が少ない大会」という印象を与えかねません。 高速道路を自らの脚で走ることはたしかに非日常体験ですし反対するものではありませんが、「どれぐらいの距離にするのか」、「ムダにアップダウンを増やすことにならないか」など、課題はありそうです。かつて行われた「全コース高速道路上」の某フルマラソン大会が失敗に終わったことを思い出す必要があるでしょう。 ちなみに神戸マラソンも一部自動車専用道路を使用していますが、区間がそれほど長くはなかったためほとんど気にならず、非日常感もしっかり味わえました。高速道路をコースに組み込むなら、神戸マラソンぐらいの距離がちょうどよいのではないかと思います。まあ、本音としては「管理しやすいから」という理由があるのかもしれません。 ■参照:横浜マラソン2015、市が首都高使用を検討(神奈川新聞)