<レポ>ランステ主催イベント「名古屋マラソン試走会2014」。
FUNRUN758ガイドランナーチーム(FR758GRT)にて、ランナーズステーション(ランステ)主催「名古屋ウィメンズマラソン試走会」をお手伝いさせていただきました。2月8・9日の2日間にわたり、全国から名古屋に集まった参加者の皆さまをサポート。今年もたくさんの歓喜のゴールシーンに立ちあうことができました。
FR758GRTでは、数カ月前からコースを実際に走りながらのリハーサル、ペース感覚の体得、コースチェック、休憩ポイントチェックなどを重ね、全国からの参加者を「おもてなしの心」で迎える準備をしてきました。
そして迎えた試走会初日(8日)・・・残念ながら雪が舞うあいにくの天気に。しかし早朝の時点ではみぞれ状態で、とくに警報は発令されておらず、公共交通機関にも乱れなし。気温も上がっていくことが予想されていたため明るいうちは路面凍結の心配もないことから、規定に則り開催することが決定しました。
ただし全コース(40km超)を走り切るにはハードな状況であるとランステ運営サイドが判断し、内山町〜堀田の往復および城見通2〜康生通2の往復部分をカット。ほぼ半分の距離にて実施しました。
悪天候を敬遠して参加者が集まらないのではないかと心配しましたが、予想以上に多い30名(エントリーは両日合わせて170名)の方が駆けつけてくれました。
歩道には2〜3センチの積雪があったものの、凍結はしていないためスリップの心配はほとんどナシ。意外と普通に走ることができました。
ただ、この日の雪は水分をたっぷり含んだベタ雪。気をつけていてもシューズの中まで濡れることを完全に防ぐことはできず、とくに後半はかなり冷たかったと思います。それでも皆さんのテンションは高く、終始笑顔で走る姿が印象的でした。
2日目(9日)は前日と打って変わって、ほとんど雲が見当たらない絶好の天気に。約70名の参加者(エントリーは85名)が集まり、にぎやかな雰囲気となりました。
準備運動のあと、ペースごとに4つのグループに分かれてナゴヤドームをスタート。1グループにつき2〜3名のガイドランナー、そして2台のサポートカーで、参加者の安全・快適なランニング環境をサポートさせていただきました。
朝方は歩道に若干雪が残っていましたが、昼前にはすっかりドライな状態に。気温も10℃を越え、この時期にしては比較的暖かな一日となりました。
途中、何度かコンビニなどで休憩を取りながら、ウイメンズマラソンの全コースを走破(時間の関係で若干ショートカットしたグループもあり)。
休憩中はガイドランナーと参加者、あるいは参加者同士で交流の花が咲きました。前回も感じたことですが、時間がたつほど各グループが一つのチームのように結束を固めていき、互いに励まし合う姿が見られました。
30kmを過ぎたあたりから皆さんの疲労はピークに。それでも、脚の痛みなどアクシデントは別として、途中でやめるという方はいませんでした。
終盤はかなりキツそうな表情をされている方もチラホラ。しかし「なんとしても完走したい」という熱意が伝わってきて、サポートする側も気合が入ります。
そして午後3時〜4時半にかけて続々とゴール。
皆さん、本番レースさながらの笑顔。参加者が満面の笑みで喜ぶ姿を見る瞬間が、ガイドランナーとして最大のご褒美でもあります。参加者の皆さん、ガイドランナーの皆さん、お疲れさまでした。また来年お会いしましょう。