雨中ランの練習。

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先週は強烈な「寒の戻り」が日本列島を襲った。このため各地の桜の寿命が少しだけ延びたらしい。そこで土曜日、今期2度目のお花見ランへ出かけた。今回めざすのは「名城公園」だ。

家から名城公園までは約8キロ。早歩きぐらいの超スローペースで、ゆっくり時間をかけて走る。ちょっと雲行きが怪しかったが、なんとか名城公園に到達。 と同時に、ついに雨が降り出した。

最初は小雨だったのに、雨足はだんだんと強くなる。花見を楽しんでいた人たちは逃げまどい、プチパニック状態に。すでに酔っぱらっている一団は、雨など関係ないとばかりに大騒ぎをつづけている。

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名城公園のすぐ近くには地下鉄「市役所」駅がある。このまま雨の中を8キロ走って帰るのなんてゴメンだ。地下鉄で帰ろう。と思ったものの・・・そういえば私は雨の中のレースを経験したことがない。

来週の長野マラソン本番はもしかして雨中ランになるかもしれない。雨天時の走りを経験しておくのも悪くないかも。なんてバカなことを考えてしまい、本降りの雨の中を走って帰った。

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すぐに後悔したがもう遅い。気温はおそらく17℃ぐらいでそれほど低くはなかったはずだが、手袋をしていなかったために指先が痛い。

家に帰ったときには全身がブルブルと震え、顔面はこわばって表情をつくれないほどに。のどかなお花見ランが過酷な雨中ランになってしまった。雨の日のレースの厳しさを身をもって知った一日だった。カゼひかなくてよかった。