売木村専属ランナー 重見高好トークショーvol.3<走る村うるぎ>篇。

重見選手が走る理由。その大半を占めているのが「売木村のPR」であることは間違いないでしょう。そこでトークショーレポート最終回の今日は、「走る村うるぎ」プロジェクトの取り組みについてご紹介します。 hashiruurugi.jpg Copyright Urugi Village All Rights Reserved. トークショーでは売木村清水村長みずから登壇し、村の魅力をアピール。 DSCN3438.JPG 村長によると、人口600人ほどの小さな売木村の主な産業は「農業と観光ぐらい」とのこと(特産品はシイタケ、ミョウガ、アマゴなど)。 信州の最南端に位置し、愛知県豊根村と隣接。名古屋の方には「茶臼山の向こう側(北麓)」といえば、おおよその立地感はつかめると思います。 豊かな自然環境を活かして、長年にわたり「山村留学」を実施。多くの小中学生たちを迎え入れてきました。もちろんレジャーとしてリンゴの収穫や山菜狩りなどのアクティビティも楽しめます。 そんな売木村が準高地というロケーションを活かし、重見選手を中心に展開しているのが「走る村うるぎ」プロジェクト。個人・団体問わずスポーツ合宿誘致に取り組んでいます。 urugirun01.jpg Copyright Urugi Village All Rights Reserved. すでに多くのランニングチームが合宿を体験済み。重見選手の活躍と比例するように、下見に訪れるチーム関係者も増えているとか。FUNRUN758でも春先あたりに遊びに行けたらいいなと考えています。まあ、合宿というより飲み会になってしまいますが・・・。 まじめに合宿を実施したい方には、要望により重見選手自らコース案内、メニュー作り、ペースメーカーなどのサポートも可能だそうです(日程によっては不可能な場合もあるので要確認)。 「合宿」というとちょっと堅いイメージですが、たとえばトレランを兼ねた旅行など、ファンラン目的でも大歓迎であることはいうまでもありません。 「走る村うるぎ」プロジェクトは合宿誘致だけではなく、ウォーキングやランニング教室を通じた村民の皆さんの健康づくりも大きな目的。重見選手は売木村陸上競技部監督として、こうした村の活性化にも貢献しています。 urugirun02.jpg Copyright Urugi Village All Rights Reserved. トークショーのお土産として売木村特産の「たかきびまんじゅう」をいただきました。家に帰って熱いお茶とともに食べようと思ったのですが、我慢できず帰り道にパクッ・・・うまい! takakibi.JPG この「たかきびまんじゅう」、かつて売木村を代表する特産品として作られていたものの、いつしか作り手がいなくなり長らく生産が途絶えていたそうです。最近「復活させよう」という機運が高まり、5月から村内で販売が開始されました。 今のところ売木村でしか手に入りませんので、食べたい方は「たかきびや」へどうぞ(1個130円、念のため事前に問い合せを)。 さて、これにて「重見高好トークショー&ランニングセミナー」(主催:株式会社トライアーティスト)レポートはおしまい。ラストはまさかのまんじゅうネタでしたが、「村専属ランナー」のトピックにふさわしいエンディングではないでしょうか。 ●トークショーレポvol.1<崖を這い上がってきた男>篇。トークショーレポvol.2<ランニングクリニック>篇。 ■重見選手が優勝した「神宮外苑24時間チャレンジ」の模様はNHK「明日はどっちだ」(第2部)で放送予定です。