日常の“せっかち”習慣で基礎体力がUPする!?
普段の生活にほんの少し“せっかち”を加えるだけで、基礎体力の維持、場合によっては健康増進につながります。暑さのせいで思うようにランニングできていない方も、ある工夫を日常に取り入れて「せっかち習慣」を身につければ、秋からのシーズンをスムーズに迎えられる、かもしれません。
その“せっかち”習慣とはズバリ「早歩き」。ここでいう「歩く」とは「ウォーキング」のことではありません。家で、駅で、街で、単に移動のために「歩く」こと。
人は普段なにげなく歩いているように見えますが、無意識のうちにおのおのペースが決まっているもの。歩みの遅い人と速い人が一緒に歩くと、お互いにストレスを感じます。「歩くのが速い」または「遅い」といわれた経験がある方は少なくないでしょう。
この「歩く」という動作すべてを意識的に早めるだけで運動強度が高くなります。端からはせっかちに見えるほど早歩きを習慣化すれば、基礎体力の維持、ひいては健康的な体づくりやシェイプアップにもつながるかも。
ポイントは、ウォーキングのように「歩くために歩く」のではないこと。ふだんの生活の中で歩くスピードをちょっと早めるだけでOK。
意識的に歩くスピードを早めると、最初のうちは心臓がいつもよりドキドキするかもしれませんし、汗もかきます。しかし、それこそまぎれもなく体に負荷が与えられている証拠。毎日根気よく続ければすぐに慣れます。さあ、あなたも今日からツカツカせっかち早歩きライフを!