アレを鍛え直せばトレランがより楽しくなる!?

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加齢とともに衰えていく「動体視力」。野球やボクシングならいざしらず、ほとんど前方を向きっぱなしのランニングでは、動体視力の劣化はさほど影響を及ぼさないでしょう。しかし、同じ走る競技でも「トレイルランニング」となると話は別。動体視力の衰えがパフォーマンス低下に直結することを、身を持って体験しました。

動体視力とは「動いている物体を視線を外さずに持続して識別する能力(wiki)」のこと。つまり、目の前に現れる動的な変化を瞬時に判断し、脳に伝える能力と言い換えることができます。

刻々と変化する路面など上下左右の状況を瞬時に判断して走り抜けなければならないトレイルランニングは、まさに(広い意味で)「動体視力フル活用」のスポーツだといえるでしょう。

さて、動体視力が低下したままトレイルを走るとどうなるかというと・・・コケます。私自身、3年ほど前から普通の階段すら走って下りることが難しくなるほど急激に目が衰えました。無理に急ぐと踏み外しそうになるのです。

こうした状態でトレイルレースに出場したところ、とくに後半、路面判断がおぼつかなくなり頻繁に転倒してしまいました。 以前は下りを飛ばすことに何の抵抗もなくレースを楽しめたのですが、動体視力の衰えが顕著になってから怖くてスピードを出すことができなくなりました。それよりも先に、目が疲れてしまうのです。

じつは転倒を繰り返したレースがトラウマで、しばらくトレランレースから遠ざかっていました。しかし動体視力は鍛えればある態度回復することを知り、ふたたびレースに出てもいいかなと思い始めています。

では、どのように動体視力を鍛えればいいのか。それにはネットにはびこる怪しげなトレーニング方法や器具は不要。ズバリ、他ならぬトレイルランニングで鍛えればよいのです。

動体視力の低下による転倒の恐怖から山ランを避けていましたが、これからは普段のトレーニングの中にも積極的にトレランを取り入れ、再び階段をさっそうと駆け下りることができるよう、目ン玉を鍛え直したいと思います。