「村」としては日本で2番目に人口が多い沖縄・読谷村(よみたんそん)。しかし、どこにそれほどの人がいるのか不思議なぐらい静かで落ち着いた雰囲気に包まれていました。
「知らない町を走ってみたい」vol.27は沖縄リゾートラン第2弾、読谷村篇をお届けします。 当日はあいにくの空模様でしたが、ときおりのぞく陽ざしの強さに「沖縄」を実感しました。まずは読谷村の海岸線に広がるホテル日航アリビラをスタート。教会の横を通過して白い砂浜「ニライビーチ」を南へ進みます。
海岸線の断崖沿いに遊歩道が設けられていました。観光客でしょうか、ウォーキングやランニングを楽しむ方がちらほら。美しいグラデーションが描かれた海を眺めながら走るのは、このうえなく爽快でした。
こんどは進路を逆向き(北)に変えて残波岬をめざします。人口密度もそれなりに高い村なんだそうですが、延々と畑が広がっているだけでほとんど人を見かけませんでした。
アリビラ付近から約4.5キロ。ようやく残波岬灯台の姿が。
近づいてみると・・・工事中(台風被害で閉鎖中)でこの先は進めず。琉球の進貢使「泰期」像を見てすぐに引き返しました。
当日は時間の制約があり、ここまで。往復約9kmたらずの行程でしたが、本土ではけっして見ることができないグラデーションの海を眺めながらのリゾートランは、沖縄ならではの贅沢なひとときでした。