これまで何度となく取り上げてきた「平和公園」。今回はくらしの森などが広がる里山ゾーンではなく、北側の「都市公園ゾーン」をご紹介します。
平和公園は名古屋市東部の丘陵地域に整備された自然いっぱいの公園で、園内は大きく「墓地」「里山」「都市公園」の3つのゾーンから構成されています。
今回とりあげる都市公園ゾーンは、アップダウンがあるもののじつに多彩な見どころが点在しているため走っていて飽きません。 北側のメイン入り口からしばらく続くコース。自転車と歩行者(ランナー)が明確に分けられています。
展望台をかねた給水塔「アクアタワー」。
土日休日しか開いていませんが、ガラス張りの展望フロアからは名古屋市内の眺望を楽しむことができます。このタワーのもう一つの魅力は1階に設けられたウォータークーラー。キンキンに冷えていてこの時期はとても助かります。
園内にはとくに周回コースはありません。きれいに整備された園内散策路を自由気ままにランするのが平和公園の走り方。
山崎川の源流「猫ヶ洞池」。江戸時代に作られたため池のなごりです。
猫ヶ洞池のすぐとなりに広がる「メタセコイヤ広場」。思わずハダシで走りたくなるような芝生広場が人気。休日にはファミリーであふれます。
ちょうど里山ゾーンとの境目にあるのが「平和堂」。この中には南京市より送られた千手観音像が安置されています。
この平和堂が建っている丘からの眺めが最高。名古屋都心を一望のもとに見渡せる市内屈指のビューポイントです。
平和堂の長い階段はトレーニングにぴったり。たまに近くの高校の運動部員が階段ダッシュを行っています。
最後にご紹介するのは「虹の塔」。
塔の中に入ることができ、見上げると・・・虹が!
じつはこの虹、年に2回(春分の日と秋分の日)だけ正午になると足元まで虹が降りてくるそう。なんともロマンチック。 いかがでしたでしょうか、平和公園。里山ゾーンとはまた別の魅力にあふれていませんか。ただ、お墓に囲まれていますので、夜ランはそれなりに勇気が必要です。