<レポ>FUNRUN758里山を走ろう会2012。

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連休まっただ中の5月4日、FUNRUN758のトレランイベント「里山を走ろう会2012」を開催。予想を上回る45名もの方々にご参加いただきました。 

当日の天候は曇りで気温もそれほど高くなく、走るには絶好のコンディション。集合場所のリニモ八草駅に、カラフルなウェアに身を包んだランナーたちが続々と集まってきました。

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今回は参加者が45名と多かったため、安全を考慮して2つのグループに分けることに決定。グループ分けになる場合に備え、ルートを熟知しているトレイルランナーの方にあらかじめペーサーをお願いしていました。 本格的な山道に入るまではロードを全員でゆっくりジョグ。愛知工業大学横のゲートから海上の森へ入ります。

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ほどなくして第一眺望ポイント「物見の塔」へ。

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「まゆ玉広場」では全員そろって記念撮影。

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この後、「ちょっと早いチーム」と「ゆっくりチーム」の2グループに分かれて走りました。コース上のいくつかの休憩ポイントで合流したため、参加者相互の交流もはかることができたと思います。

 

先行した「ちょっと早いチーム」はいつのまにか本気モードの「ドMガチチーム」に変貌。それでもみなさん、「だまされた!(笑)」とボヤきながらも楽しそうに走っていました。 私は「ゆっくりチーム」を先導。本格的な山道に入る前に海上の森センターでトイレ休憩を済ませ、絶景ポイント「物見山」山頂をめざしました。

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ルート上には手をつかなければ登れないような“難所”も。

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ほんとうはもっとラクに登れるルートもあるのですが、少しぐらい山登り気分を味わった方が達成感も大きいものです。 そして物見山の山頂到達!

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上空は曇りで太陽は出ていませんでしたが、空気が澄み渡りはるか名古屋駅方面の眺望もバッチリ。

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ただ、風が強くて急激に汗が冷えてしまいました。おやつタイムとして予定していた時間を早々に切り上げ、先を急ぎました。 物見山からは林道をひたすら下る爽快ジェットコースターコース。重力にまかせてブンブン下ります。

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上りのストレスを晴らすようにスピードアップ。傾斜がそれほど急ではないためヒザへの衝撃もほとんどない・・・かどうかはわかりませんが、みなさん気持ちよさそうでした。 物見山から2〜3kmでつぎの見どころ「海上砂防池」へ。上高地のそれと雰囲気が似ていることから通称「大正池」とも呼ばれています。

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その後、「里山サテライト」で休憩して林道を駐車場方面へ向かいます。昨年はそのままロードへ出て八草まで戻ったのですが、この終盤のロードが「ダラダラと疲れる」と不評でした。

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そこで今回は四ツ沢からふたたび山道に入るコースに変更。眺望がひらける「三角点」やナゾの「五輪塔」などを経由し、八草駅前にゴールしました。

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総距離は約13km(ガーミン310XT計測) 、時間にして約3時間の行程でした。トラブルやけが人もなく、無事に終えることができてなによりです。「無料」を原則としているため保険にも入っていませんので、何かあったらとじつは毎回ドキドキなのです。

 

八草駅で解散したあとは、希望者10名ぐらいが「長久手温泉ござらっせ」までの5kmの道のりを走りました。 夕方5時からはトレランイベントの本当のメイン、「名鉄百貨店屋上ビアガーデン」での打ち上げ。これがまた寒かった!なんとか2時間半粘り、2,500円の元は取りました(通常は3,500円。飲み食べ放題・時間制限なし)。

 

当日はトレラン、ビアガーデン、2次会と、元実業団監督で名古屋ランニングジャーナル・テクニカルアドバイザー兼FUNRUN758終身名誉監督の高橋昌彦さんが遊びにきてくれました。世界レベルの選手の食事内容や練習方法など、たいへん興味深いお話を聞きながら飲むビールは最高でした。