通勤ラン用バックパック「SALOMON XA20」インプレッションvol.2<機能>篇。

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今朝、XA20を担いで初めての通勤ランを実施しました。荷物を詰め込みすぎてパンパンにふくれ上がったXA20でしたが、さすがサロモン。トイレルランニング専用パックとしての威力をいかんなく発揮。キロ4で走ってもまったく荷物の揺れはなく、快適に走ることができました。本日はXA20の機能面についてご紹介します。

一つ前のモデルよりも、さらにシャープな印象になったXA20。随所にあしらわれたハニカム模様がサロモンらしさを醸し出しています。

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容量はその名のとおり20L。内部にメッシュポケットがついており、小物の収納に便利。

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昨日も触れましたが、XA20の特徴はなんといってもその軽さにあります。20Lサイズで470gというのはかなりのもの。半分の10Lでも500gを切るモデルは少ないのではないでしょうか。 マチもじゅうぶん幅があるため、お弁当箱も横にしたままカポッとセッティングOK。下部に見えているのはベンチレーションの孔です。

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ショルダーハーネスにはパッドが入っていてソフトな感触。ここの調整を怠ると全体のフィッティングに影響するので、何度も背負っては調整を繰り返しました。

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ポールをホールドする機能も。通勤ランには必要ありませんが、機会があれば傘をセットできるかどうか試してみます。いや、セットできたとしてもカッコ悪いからやめます。

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前面のベルトにはペットボトルをセットできるポケットが。これは前モデルにはなかったようです。これなら給水が気軽にできますので、旅ランでも活躍しそう。

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当然、ハイドレーションパック対応。もちろんパックは別室にイン。

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サイドポケットも大きめ。こちらも適度なマチがあるので使い勝手は良好。

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ホイッスルも標準装備。万が一通勤途中で道に迷ってもこれで自身の存在を知らしめることができます。

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そして背面。これも前モデルから進化しています。「Y」字になっているのはもちろん通気性を考えてのこと。

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軽量化と通気性を両立するため、メッシュ素材の奥のパッドが格子状になっているのがわかるでしょうか。

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両側の側面ポケットから出ているのはコンプレッションベルト。ここを引っ張ることで、パック自体がギュッと圧縮され、中の荷物が固定されます。これにより不快な揺れを防いでくれるというわけです。

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一般のバックパックは、当たり前ですがここまで考えていません。快適にランするためには、たとえ通勤ランだろうと機能性に優れた「トレイルランニング用」バックパック(できればレースでも使えると謳っている商品)にすべき。

荷物が少しでも揺れるのは不快ですし我慢なりませんから。 フィッティングはショルダーハーネス、胸ストラップ(上下スライド可能)、腰のベルト、そしてコンプレッションベルトの4点。中でもいちばん大切なのはショルダーハーネス。ここだけは時間をかけてフィッティングしたいものです。

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今回は通勤ラン用に購入しましたが、もちろん大好きな旅ランやトレランにも使います。