1年でフル60本!鉄人すぎるじいちゃんランナー。

ランニングは、スマートにいえば大人の、平たくいえばおじさんおばさんのスポーツ。若い世代が増えたとはいえ、依然としてアラフォー中心であることに違いありません。マラソン大会ではもっと上の世代の方々もたくさん走られており、その姿を見ているだけで勇気と希望をもらいます。 tetsujin.jpg 勇気と希望といえば、最近ニュースにも登場した2人のじいちゃんランナー。 1人目は、日曜日に行われた木津川マラソンで、「フルマラソン完走900回」の偉業を成し遂げた74歳の吉藤さん。74歳という年齢的にはマラソンを完走すること自体めずらしくありませんが、900回となると話は別。 『マラソン愛好者の全国組織「フル百回楽走会」によると、全国で3人目、70歳以上では初めての快挙』(徳島新聞)なんだそうです。 いったいどれだけ走っているかというと、『毎年30~60回、国内外のフルマラソンや50キロ以上のウルトラマラソンに出場』しているんだとか。 1年でフルマラソン以上のレースを60本・・・。なんとも鉄人すぎるじいちゃんです。 鉄人といえば、2人目のじいちゃんもハンパありません。香港で行われた10キロレースで完走したファウジャ・シンじいちゃんはなんと100歳! AFPによると、『シンさんは前年10月にもカナダ・トロントで行われたマラソン大会で完走し、初の100歳マラソン完走者を名乗っている』とのこと。 しかし、『ギネス世界記録は、誕生年を示す有効な出生証明書を提示できなかったとして、シンさんを世界最高齢のランナーに認定することを拒んだ』とか。 ・・・まあまあまあ。見るからに高齢そうですから、たとえ本当は100歳じゃなくても、ランニングを趣味に持っているだけで素晴らしいということにしておきましょう。 ランニングを始めたいと考えている中高年の方はたくさんいらっしゃると思いますが、「もう歳だから・・・」なんて、この2人の鉄人すぎるじいちゃんを前にしたら口が裂けてもいえませんね。