今年も「観光ラン」の季節がやってきた!
ランナーにはお待ちかねの季節、秋がやってきました。清々しい涼しさのなか、トレーニングもさぞかしはかどることでしょう。そしてこの秋、ぜひ実践していただきたいのがランナーの特権「観光ラン」です。
以前も書きましたが、「観光ラン」は「走り」が目的の「マラニック」とは異なり、あくまでも「観光」がメイン。点在するスポットをクルマや公共交通機関の代替として「自分の脚」でめぐる。ただそれだけです。
バス・電車の待ち時間や渋滞のイライラから開放される。交通費・駐車場代が節約できる。シメのビールが100倍ウマイ・・・など、「観光ラン」のメリットや魅力はこちらにまとめてありますのでご覧ください。
トレーニングのニュアンスが濃い「マラニック」は市民ランナーの間では以前よりポピュラーでしたが、純粋に「観光ラン」を楽しむ人は意外と多くありませんでした。
しかしここ最近のランニングブームの影響で、観光ランの定番中の定番といえる「京都」でも、観光スポットをランニングでめぐるグループが増えているそうです。
京都新聞にもその様子が記事として紹介されています。京都のように観光スポットとなる寺社が広いエリア内に点在しているところは、バスや電車よりランニングで移動した方がずっと快適。
記者の方から観光ランの注意点を聞かれましたので、当たり前ですが「混んでいるところは歩く」「寺社の境内・神域は絶対に走らない」「走るのが嫌になったら電車・バスに乗る」「グループで走るときはリーダーがメンバー一人ひとりの走力を把握する」・・・などを挙げておきました。
さて、観光ランは走りが目的ではないとはいえ、やはりそれなりの「走力」は必要。家族旅行の場合など、全員がランナーでない場合は難しいのも確か。そんなときは潔くあきらめましょう。
■京都新聞:京都・滋賀観光深堀り「観光ラン 気ままに楽しく」