ランニングの話はランナー同士に限る理由。

「趣味の押しつけ」ほど腹立たしいものはありません。たとえばゴルフなど私にとってまったく興味のないスポーツを、“興味ないオーラ”を出しているにも関わらず「面白いからやってみて!」なんて勧められると、「死んでもやらない」と拒否反応が激しくなります。 runimage0012.jpg 市民ランナーのみなさんはいかがでしょう。「気持ちいいから走ってみれば?ハマるから!」なんて何気なく言っちゃってたりしませんか? 意外に思われるかもしれませんが、私はランナーでない方にこちらからランニングを勧めたことは一度もありません。これからも絶対ないでしょう。 なぜなら、まだ私が非ランナーの頃、しつこくジョギングに誘われて辟易した経験があるからです。 「走ればわかるからさ〜」とか、「フルマラソン走ったら人生観変わるよ!」とか大きなお世話。心の底からウザかったのを憶えています。 このように平気で趣味の押し付けができるのは、残念ながら我々オヤジ世代に多いような気がします。厚かましくてデリカシーに乏しいオヤジランナー・・・。 いくらランニング人口が増加したとはいえ、どれほどマラソン大会が人気を集めているとはいえ、この世の中、ランナーではない人のほうが比べ物にならないほど多いのです。 あなたの友人、同僚、部下など周りの人たちは、あなたが思うほどランニングに興味を持っていません。 「えー、100kmも走るんですかぁ!部長、すごーい」なんてほめてくれる若い女子社員も、心のなかでは「お前が何キロ走ろうと興味ねえんだよ、ジジイ」とせせら笑っているでしょう。 そこで勘違いして、ランニングの魅力を熱く語ってしまう愚は犯したくありません。ましてや「よし、明日から部署のみんなで昼休みにジョギングするか!」なんてパワハラ行為は厳に慎みたいもの。 「ランニングの話はランナー以外にしない」。これは私自身、かたくなに守っているルールです。