
2028ロサンゼルスオリンピックのマラソン日本代表を決める運命の一発勝負、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)。 その開催地が名古屋市に決定しました。開催日は2027年10月3日(日)。これまで東京で開催されてきたあの“マラソンエンターテインメント”が、ついに名古屋の地で繰り広げられます。
そもそもMGCとは?
「MGC(Marathon Grand Championship)」は、オリンピックのマラソン日本代表を選考するための競技会のこと。 指定されたレース(MGCチャレンジ)で設定記録を突破するか、順位条件を満たして出場権を獲得したトップランナーだけがスタートラインに立てる、まさに日本一決定戦。
このレースで2位以内に入れば即座にオリンピック代表に内定するという、シンプルかつ過酷な一発勝負です(3位は条件次第で内定)。現在(2026年2月時点)も、全国各地のレースでMGC出場権をかけた争いが繰り広げられています。すでにチケットを手にした選手たちの顔ぶれを見ると、ベテランから新星まで多士済々。2027年のMGC本番では、誰がLA行きの切符をつかむのでしょうか。
アジア大会の翌年に、またもビッグイベント!
名古屋市民にとって、2026年は「第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)」が開催される特別な年(あまり盛り上がっていませんが)。 その興奮も冷めやらぬ翌2027年に、今度はオリンピック選考会という国内最高峰のレースが行われることになります。
スポーツのビッグイベント(トップ選手が集うマラソンレース)が2年連続、名古屋で開催される。これは名古屋のランニング文化醸成にも大きく貢献するはずです。
MGC「全国持ち回り」の夢が現実に
以前、実際に東京までMGCを観戦しに行ったことがあります。あのとき沿道で「これは極上のマラソンエンターテインメントだ!」と実感しました。通常のレースと異なる、 一発勝負の異様な緊張感。目の前を疾走する選手たちの息遣いや沿道の熱狂などすべてがエキサイティングで、心から面白いと感じたものです。
私は常々「これほどのコンテンツを東京だけでやるのはズルい。日本各地で持ち回りにしてイベント化すればいいのに!」と思っていました。
それが今回、現実のものとなったのです。 しかも最初の地方開催が地元の名古屋。 あの興奮が、見慣れた名古屋の街並みの中で再現されると想像するだけで楽しみです。
<MGC観戦レポ>
●現地取材!MGC観戦レポ①<男子>篇(2019.9.17)
●現地取材!MGC観戦レポ②<女子>篇(2019.9.18)
MGC名古屋大会、コース予想
さて、もっとも気になるのは「どんなコースになるのか?」ではないでしょうか。 現時点でコースの詳細は未発表ですが、おそらくアジア大会(愛知・名古屋2026)のマラソンコースを踏襲するのではないかと思われます。
スタート・フィニッシュ会場は「パロマ瑞穂スポーツパーク(パロマ瑞穂スタジアム)」。環状線を北上し、内山交差点から桜通へ。桜通大津交差点で再び北上し、名城公園(IGアリーナ)を折り返し。以上のコースを2周回します(1周約20km)。
名古屋市と愛知県がアピールしたいのは、ともに新たな街のシンボル「瑞穂スタジアム」(名古屋市)と「愛知国際アリーナ」(愛知県)のはずなので、この2拠点は外せません。
加えて警備費の節約(アジア大会で使いすぎて県と市にお金ないですから…)という側面を考えると、やはり上記の周回コース(アジア大会マラソンコース)に落ち着くのではないでしょうか。
開催決定のニュースだけでここまで盛り上がってしまいましたが、詳細は今後少しずつ明らかになっていくでしょう。
まずは今年のアジア大会を全力で応援し(あまり盛り上がっていませんが)、その熱気をそのまま翌年2027年のMGCへとつなげたいものです。
名古屋開催を予言(?)していた記事↓