【名古屋駅〜中村公園】大河ドラマ「豊臣兄弟!」聖地巡礼ラン。

豊臣秀吉とその弟・秀長が生まれ育った地、名古屋市中村区。名古屋駅から彼らの生誕地である中村公園まで、出世物語を追体験できる「太閤秀吉功路」を走り、大河ドラマ館も楽しむ「豊臣兄弟!」満喫コースを走ってきました。

スタート地点は名古屋駅の西側、太閤通口。新幹線口といったほうが馴染みがあるかもしれませんが、「太閤通」という名前の通り、ここから西へ向かう道は太閤さん、すなわち秀吉公へとつながっています。

リニア関連の工事で迷路状態になっている駅前のロータリーを抜け、まずは飲食店が立ち並ぶ「駅西銀座」へ。ここは昭和レトロな雰囲気が色濃く残る、名古屋のディープスポット。

おいしそうな匂いの誘惑を振り切りながら商店街を抜けると、名古屋市が整備した「太閤秀吉功路(たいこうひでよしこうろ)」に入ります。

ルート上には、秀吉の生涯を描いた「絵本太閤記」をモチーフにした30基のモニュメントが点在。草履取りのエピソードから、墨俣一夜城、清洲会議など、ドラマの名シーンがレリーフやオブジェになって次々と現れます。

最初は「日吉丸」だった少年が、「木下藤吉郎」そして「羽柴秀吉」へと出世していく構成は、まさに走りながら「豊臣兄弟!」のストーリーを追体験できる仕掛け。

モニュメントは次々と現れるため飽きません。やがて前方に高さ24メートルもの巨大な赤い鳥居が見えてきます。名古屋中村のシンボル「大鳥居」です。

大鳥居から中村公園まで続くのが「豊國参道」。和菓子店や飲食店が建ち並んでいますが、お店の数はやや少なめ。

並木が整備されたこの参道は道幅が広く、快適にランニングを楽しめます。秀長も兄を支えながら、このあたりの風景を見ていたのでしょうか。

参道を抜けると、折り返し地点である緑豊かな中村公園に到着。

ここは秀吉とその忠実な補佐役であった弟・秀長の生誕の地。まずは公園内の豊国神社に参拝。ドラマの効果でしょうか、年末年始でもないのに多くの人でにぎわっていました。

公園内外には「秀吉公誕生の地」の碑や、今回の主役である弟・秀長ゆかりのスポットも点在しており、兄弟が駆け回ったであろう場所の空気を感じることができます。中でも「常泉寺」は秀吉生誕の地として知られています。

そして、今回のメインイベントである「大河ドラマ館」へ。館内ではドラマで実際に使用した衣装や小道具の展示のほか、メイキング映像などを観ることができます。

秀吉・秀長が暮らした家(のセット)には、靴を脱いで上がることも可能。

中村公園には一周650mのジョギングコースが整備されてるため、走り足りない人は周回して距離をかせぐといいでしょう。

帰りは気分を変えて、中村公園の北側から「清正公通」へ。そこから「鳥居通」に合流して東へ向かいます。このあたりは直線が続き、信号も適度にあるためリズムよく走ることができるでしょう。

途中、再開発が進んだ「亀島」エリアを通過し、徐々に近づいてくる高層ビル群を眺めながらゴールの名古屋駅へ戻ります。一周6.2kmほど。

全体的にフラットで歩道も広く、初心者ランナーにも優しいこのコース。大河ドラマの放送期間中に走ることで、単なるジョギングが特別な「聖地巡礼」へと変わります。秀吉と秀長、二人の兄弟が夢見た天下への道を、ぜひ自分の足で踏みしめてみてください。