
昨年2月に開催計画が発表され、今年3月にはより具体的な大会要項がリリース。そして一昨日、大会アンバサダー福士加代子さんを招いての大会発表会というかたちで、本格的に「かがわマラソン2026」が始動しました。
正式発表となった大会概要は、3月発表時の内容(実施計画書)とほぼ変わらず。開催日は2026年3月15日(日)。メイン種目のマラソンの他、ファンラン(3km・1km)の部が用意されています。

マラソンの定員は10,000人。制限時間は6時間。スタートは10:00とやや遅め。前日受付が必須ということで、アスリートビブスなどの事前発送サービスはありません。ただし前日にはマラソンEXPOが開催されるため、それなりに楽しめそうです。
コースは今年2月にオープンしたばかりの「あなぶきアリーナ香川」を発着とするラウンドタイプ。JR高松駅から徒歩圏内なのでアクセスは良好です。

コース図を見ると、地方都市大会ではよくありがちな郊外の長い直線(国道32号・綾南バイパス)が目を引きます。距離にして往復20kmぐらいあるでしょうか。

Googleストリートビューで確認したところ典型的な郊外の国道というイメージ。景色がほとんど変わらないため、この往復は精神的な難所になりそう(河川敷の往復コースや周回コースに比べたら遥かにましですが)。
もちろんコースの半分以上は街なかを走る「都市型のコース設計」(主催者)に違いありません。

コースの特徴としてもう一つ、フィニッシュがアリーナ内に設けられることは注目すべきポイント。主催者資料によると「フィニッシュ達成の喜びを最大限引き出すため装飾、アナウンス、BGM等で高揚感を高める演出を実施」するそうです。

華やかな屋内フィニッシュで思いつくのは「名古屋ウィメンズマラソン」と「さいたまマラソン」ぐらい(他にあったら教えてください)。全国的にもめずらしいため、演出次第ですばらしい体験になるかもしれません。

気になる参加料は14,000円(手数料別途)。一般エントリーは10月6日(月)正午〜11月3日(月)まで。RUNNETからの申込みのみで、先着順です。ちなみに一般枠は7,200人。意外と早期にソールドアウトするかも。参加希望の人は早めのエントリーをおすすめします。


