花粉!黄砂!PM2.5!飛散量の多い日のランニングは要注意。

花粉症などアレルギー性鼻炎をお持ちのランナーには辛い季節。花粉と同じく「黄砂」もトップシーズンを迎えつつあります。

黄砂の影響が汚れだけにとどまるならまだしも、健康被害にも及ぶとあっては看過できません。黄砂とセットで語られることが多いPM2.5の飛来情報にも注視したいところ。

PM2.5の量は、春分の日の20日から23日にかけて「やや多い」〜「多い」予測。とくに22日(土)は「多い」ので注意が必要です。  ※SPRINTARSの週間予測より

環境省によると、PM2.5とは『大気中に浮遊している2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の小さな粒子』のことで、『肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系への影響に加え、循環器系への影響』が心配されるとのこと。

人類最凶の害悪、タバコの副流煙は喫煙者が近くにいなければ被害にあうことはないですが、PM2.5は屋外にいる限り逃げ場がありません。

環境省ではさらに、PM2.5の浮遊量別の注意喚起を促しています。たとえばもっともレベルが高い注意は「不要不急の外出や長時間の激しい運動をできるだけ減らす」というもの。

我々ランナーには耳の痛い話ですが、激しい運動の筆頭として「マラソン」があげられています。

つまりPM2.5が多い日は、長時間のランニングを控えたほうが身のためだということ。PM2.5ともっとも相性が悪いもの=(長時間の)ランニングだといえそうです。

3月〜5月はPM2.5・黄砂予測を参考に、今後はできるだけ「非常に多い」「多い」日を避けてロング走を計画するなど、柔軟に判断するよう心がけたものです。

下の図は3月23日(日)朝10時時点のPM2.5拡散予測(SPRINTARS)このようにわかりやすく予想をチェックすることができますので参考にしてください。 ※情報は更新されますので最新情報はSPRINTARSをご確認ください。