名古屋ウィメンズマラソン2025を沿道で観戦してきました。今回は今年9月に東京で開催される世界選手権代表選考の最終レース。加世田梨花選手、佐藤早也伽選手、上杉真穂選手らトップランナーが代表の座をかけ、ラストチャンスに挑みました。
前回は地元出身の鈴木亜由子選手が出場、しかもオリンピック代表選考レースということで大いに盛り上がりました。一方で今年は話題の新谷仁美選手が直前で欠場するなどの影響があったのかわかりませんが、沿道の応援は落ち着いているように感じました。
最初の観戦ポイントは1km地点。いつものように車椅子マラソンの選手たちを見送り、10分後のマラソンスタートを待ちます。
9:10の号砲から3分ほどでトップ集団通過。当然、有力選手は全員が集団の中にいます。ちなみに中継車はフジテレビマークが入ったピンクの車ではありませんでした。
トップを見送ったあとは、続々とやってくる市民ランナーを応援。みなさん楽しそう。いい天気でよかったですね。
次の観戦ポイントはいきなり27km地点付近。名古屋城を左手に大津通へ向かうところです。トップ集団の日本人は加世田選手、佐藤選手、上杉選手。3人とも落ち着いた表情をしていました。
その後、名城公園と丸の内あたりを往復して市民ランナーを応援。スタート時は寒かったものの、昼に近づくにつれて日向は少し暑さを感じるほどに。トップ選手は少しタイムに響きそうですが、5〜6時間ぐらいかけて走る市民ランナーやボランティアの皆さんにはちょうどよかったかもしれません。
そして今回、初めてフィニッシュ地点で観戦。第1回大会から沿道応援を続けていますが、実はドーム内(フィニッシュ地点)での観戦は初めて。到着したときちょうど表彰式が行われていて、ここで初めて佐藤選手が日本人1位、しかも20分台の好タイムであることを知りました。
まだ観戦ランは終わりません。フィニッシュ会場を後に、41km地点手前(ごまたまご歩道橋付近)まで戻り、選手の皆さんに声援を送りました。
今回はペースランナーがコースを間違えるなど、運営のお粗末さが露呈。次回はこうしたことがないよう、気を引き締めてほしいと思います。
ちなみに大会前は「ステンレス製ではないか」と噂があった完走賞のバカラのタンブラー。さすがにそのようなことはなく、立派なクリスタルガラス製でした。(本当にステンレス製だったら暴動起きてたでしょうね)
参加された選手の皆さんは、それぞれの目標を達成できたでしょうか。それではまた来年、名古屋のまちでお会いしましょう。