新年あけましておめでとうございます。年始休み中、初詣ランを楽しんだ方は多いのではないでしょうか。
羊神社や伊奴(いぬ)神社など、名古屋には干支の動物にゆかりのある神社が点在しています。もちろん今年の干支、巳(蛇)にちなんだ神社も。
たとえば名古屋駅の南東に位置する洲崎神社の境内社「白龍龍寿大神」。
社の奥に鎮座するのは白蛇の神様。大量の生卵が供えてあり、リアルな造形とあいまって今にも動き出しそうな雰囲気。名古屋駅・栄の両エリアからも近いため、シティーランのついでに立ち寄れる気軽さもあります。
その他、白龍神社(中村区)や白美龍神社(名東区)など蛇にゆかりのある神社はいくつか存在しますが、名前に「蛇」と入るのは西区の「蛇池神社」(正式名称は龍神社)のみ。
神社参拝を兼ねたランニングコースという意味では、この蛇池神社がもっともおすすめ。というのも、名城公園と人気を二分するランニングスポット「庄内緑地」とサイクリングコース経由でつながっているからです。
庄内緑地→庄内川サイクリングコース→洗堰緑地→蛇池神社というルートでめぐるのが定番。途中、堤防の横断はありますが、おおむね快適に走ることができます。
蛇池神社はその名の通り「蛇池」と呼ばれる池が大半を占め、そのほとりに浮御堂が佇んでいます。神社というより大きな祠のような趣。神社としての規模は小さいながら、奥の院も供えています。
蛇池はかつて織田信長が池に棲む大蛇を捕らえるため池の水を汲み出そうとした伝説が残る天然の池。一帯は「蛇池公園」として整備されており、春には美しい桜並木を眺めながらジョギングを楽しめます(蛇池公園の詳細はこちら)。