長崎平和マラソンが5年越しに開催実現!ただし距離はハーフに。

本来であれば2020年、被爆75周年を記念して開催されるはずだった「長崎平和マラソン」。しかし新型コロナの影響で開催を断念。その後、5年延期することを発表しました(そのあたりの経緯についてはこちら)。そして来年がその5年後にあたる2025年。果たして大会開催は実現するのでしょうか。

長崎市の発表によると、被爆80周年にあたる令和7年度での新規マラソン大会開催を正式に決定。5年前の“約束”を果たすことになりました。

ただし、当初計画のフルマラソンではなくハーフマラソンになるとのこと。その理由として、近年の物価高騰により「開催経費の増が避けられない状況となってきた」ことを挙げています。

さらには、ハーフマラソンであれば「開催日程の設定に制限を受けにくいことや、経費もフルマラソンの場合に比べ大幅に抑制できる」とも。

コースなど具体的な実施計画についてはこれから詰めるとのことですが、2025年11月〜2026年3月の間で調整されるようです。

いずれにしても、2020年の段階で具体的な計画が進んでいたため、ノウハウやある程度の試算はできていると思います。

ちなみに幻に終わったフルマラソンのコースが下記。このコースがベースになるのかもしれません。

幻に終わったフルマラソンのコース図

フルマラソンを期待していた方は少し残念かもしれませんが、むしろハーフのほうがビフォー&アフターの観光を思う存分楽しめそう。詳細の発表を楽しみに待ちたいと思います。

ところで・・・長崎平和マラソンがハーフになるとすると、平和マラソン延期の穴を埋めるべく復活した「長崎ベイサイドマラソン」はどうなるのでしょうか・・・。

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