開催を断念したり、規模を縮小したりするマラソン大会が全国的に増加。東海地方でも、15日に行われた「東浦マラソン」が50年の歴史に幕を下ろしました。そんな厳しい状況の中、三重県四日市市が新たなマラソン大会の開催に向けて動き始めました。
四日市市では元々、10kmロードレースの「四日市シティマラソン」が行われていましたが、2019年大会をもって終了。
その後、2021年に新たなハーフマラソン大会開催を模索したものの、長引くコロナ禍や交通への影響により断念した経緯がありました。
そして先ごろ、四日市市の森市長が市議会にて「公道を使ったランニングイベントを復活する」(中日新聞)方針を示したとのこと。
内容もすでに具体化されており、メイン種目はシティマラソンと同じく10km。中央緑地発着のラウンドコースになる予定で、参加費は4,000円、定員は3,000〜4,000人を想定しているとのこと。
気になる開催日は未確定ながら2026年2月1日。無事に開催実現となれば、いちど終了したマラソン大会が7年で新大会として復活することに。東海地方のマラソン大会が再び盛り上がるきっかけとなるでしょうか。
ここで気になるのが、同じ三重県で四日市の隣町、菰野町の「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」の動向。昨年・今年と2年連続で開催を休止している同大会ですが、このままフェードアウトしてしまうのではないかというウワサも。
“四日市シティマラソン”の復活が呼び水となって、かもしかハーフなど東海の他大会に良い影響を与えてくれることを願うばかりです。