横浜の「みなとみらい」地区を散策ランしてきました。
みなとみらい(横浜)を最後に訪れたのは、かれこれ30年近く前。当時はランドマークタワーとインターコンチネンタルホテルは開業していたものの、エリアの大半は工事中でまだまだ再開発の途上でした。
ということで、今のかたちに落ち着いてから初めてとなるみなとみらい散策ランのスタートは横浜駅。そごうの脇からはまみらいウォークを通り、日産グローバル本社ビル経由でみなとみらいエリアに入りました。
まちびらきからずいぶん時が経っているはずなのに、新しさや清潔感を保っているのはさすが。
少し走っただけで横浜ランドマークタワーのふもとに到達。30年前は展望フロアまで上がりましたが、この日は見上げるだけ。古さを感じさせませんね。
インターコンチネンタルホテルを左に仰ぎ見ながら、2021年4月に開業した都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」の運河パーク駅へ。
といってもロープウェイに乗るわけではなく、今回の横浜旅ランでもっとも走りたかった場所がたまたま近くにあったのです。それは「汽車道」と呼ばれる鉄道廃線跡を利用した海の上の遊歩道で、ロープウエイのほぼ下に整備されています。
レールや当時のままの橋梁が残されており、歴史情緒たっぷり。早く通り過ぎるのはもったいないので、ゆっくり走りました。
当日は休日で観光客が多かったものの、なぜか桜木町駅方面から歩いてくる人がほとんど。私のように運河パーク駅方面から歩く人は少なかったため、快適に走れました。
桜木町駅手前で汽車道を外れ、「日本丸メモリアルパーク」へ。旅ラン当日は偶然にも年に10回ほどしか行われない日本丸の「総帆展帆(そうはんてんぱん)」の日でした。つまり、いつもは畳んでいる帆を広げる日です。
展帆は全て手作業で、よく見るとマストや舳先などいたるところに命綱をつけた人(ボランティアだそうです)が作業していました。
そして数十分後、真っ白な帆を広げた日本丸の姿が。美しい。偶然とはいえ、総帆展帆の日に訪れることができてラッキーでした。ちなみに今年の展帆は終了し、次はおそらく来年の4月になると思われます。
せっかくなので船内もくまなく見学しました。
日本丸でかなり時間を使ってしまったため、あとは文字通り駆け足で「三菱みらい技術館」や「日産グローバル本社ギャラリー」などを見学。
今回の旅ラン、距離的には5〜6kmしか走っていないのに、中身が濃かったため疲労もそれなりに。横浜駅でビールを飲み、ゴールとしました。
※横浜旅ランシリーズは、近々「山下公園」編と「横浜スタジアム(横浜公園)」編をお届けする予定です。