連日の災害級の猛暑で、すっかり走る気をなくしているランナーは多いことでしょう。そこで本日は少しでも涼しい環境で走りたい人のため、名古屋市内で「木陰率の高い」ランニングスポットをピックアップしてみました(山などトレイルはのぞく)。
横井山緑地(中村区)
園内をぐるり1周する「健康散策園路」が」整備されており、距離は1周650m。
コースのほとんどが樹々に覆われて日陰になっているため、日焼けが気になる女性ランナーのみなさんにもおすすめです。
大江川緑地(南区)
木陰率の高さでいえば市内トップクラスではないでしょうか。上空から見るとこんな感じ。細長い緑の下に2本のコースが隠れています。
コース全長は東西1.8キロ。100メートルごとに3000メートルまで距離表示が描かれています。コースのほぼ8割以上が木陰なため、暑い時期でも比較的快適にトレーニングできます。ガチランナー多め。
志賀公園(北区)
中規模ながらグラウンド、ハーブガーデン、池、日本庭園などがそろう市民憩いの場所。歴史ファンには、織田信秀・信長二代に仕えた戦国武将、平手政秀邸跡としても有名です。
周回コースは1周およそ800m。木陰率は6〜7割程度といったところでしょうか。
名鉄瀬戸線高架下(北区)
栄と瀬戸を結ぶ名鉄瀬戸線。そのうち大曽根(森下駅との中間ぐらい)から東大手の手前あたりまでの高架下、約2.5kmがランニングコースとして人気です。
このコースは木陰というより、鉄道高架が太陽光を遮ってくれるパターン。このため、太陽の位置によっては陰ができないケースもあります。SAKUMACHI商店街の誘惑に負けそうになるのが難点。
ナゴヤドームてくてくコース(東区)
雨でも濡れずに走れる場所として、ナゴヤランナーにはすっかりおなじみとなった「ドームてくてくコース」。一周700mのコースには屋根があり、ときに太陽光も遮ってくれます。
ただしイベントや野球開催日(大型イベントの場合は前日から)は利用できませんのでご注意ください。
庄内緑地公園(西区)
公園内のサイクリングコースは約2.3km。ただし、コース南側の一部は遮るものがなくかえって暑いので、木陰率がより高いショートコースを周回することをおすすめします。
名城公園北園(北区)
いわずとしれた名城公園北園。現在の暫定コースになってから木陰率がアップしました。ランニングコースにこだわらず、木陰だけを選んで走るのもおすすめです。
ふれあい緑道(春日井市)
最後、名古屋市内ではありませんが、快適に走れる人気コースなのでご紹介。とくに朝宮公園と落合公園を結ぶ3.6kmの区間は木陰率がより高く、みずみずしい緑の中を走ることができます。