先月オープンした「あいち朝日遺跡ミュージアム」に行ってきました。弥生時代、現在の清須市から名古屋市西区あたりにかけて日本有数の大規模集落が栄えていたそうです。
あいち朝日遺跡ミュージアムは、その発掘調査によって出土した土器や石器、さらには当時の生活の様子を再現した各種展示物で構成される愛知県営の考古博物館です。
館内は有料ですが、敷地内は公園として自由に出入り可能。復元された高床倉庫や竪穴式住居の周囲でお弁当を広げている家族の姿も。
新築のミュージアム本館はなかなか立派な建物でした。時節柄、入り口でアルコール消毒と検温、そして万が一のために住所氏名を記入します。入場料は大人300円、大・高校生は200円、小中学生は無料です。
展示室は2つにわかれており、展示室1の朝日遺跡ロケーションジオラマは必見。細部に渡って再現されており、見ていて飽きませんでした。
かなり大きなジオラマ。これを見るだけでも訪れる価値あり。
なにかやっていると思ったら、お葬式のようです。
こちらでは家を建築中。
農作業の様子。鴨がいますね。じつに芸が細かい。
この時代から杵と臼があったようです。
ここは集落のメインストリートでしょうか。にぎやかな雰囲気。
第2展示室は出土品の展示が中心。
キッズ向けの考古ラボでは弥生人に変身できます。
正直、考古学にはあまり興味がないのですが、好きな方にはたまらない場所なんでしょうね。
さて、これから行くという方、ぜひ双眼鏡を持参してください。ジオラマが100倍楽しめると思います。
※ちなみに館内は写真撮影可です(三脚、フラッシュ撮影は不可)